初めてのハワイ

ハワイ便の機内持ち込みと預け荷物のルール|JAL・ANA・ハワイアン・ZIPAIRの比較、モバイルバッテリー新ルール

ハワイ便の荷物は、航空会社によって思った以上に条件が違います。JALで問題なかったスーツケースがANAではサイズオーバー、ZIPAIRでは機内持ち込みの重さで引っかかる、ということが起こり得ます。さらに2026年はモバイルバッテリーと機内持ち込みの個数のルールが変わりました。荷造りの最後に見る記事としてまとめます。

ベッドの上でスーツケースとリュックを荷造りしている旅行のイメージ
荷造りの最後に、バッテリーと液体の入れ場所を見直しておきましょう(AI生成イメージ)
先に結論
モバイルバッテリーは預けられず、機内持ち込みも1人2個まで、機内での充電は不可です。液体は100ml以下の容器で透明な袋1つまで。預け荷物はエコノミーならJAL・ANA・ハワイアンは1個23kgまでが基本で、ZIPAIRは1個目から有料です。航空会社ごとの差が大きいのはスーツケースの大きさと機内持ち込みの重さなので、下の表で自分の便を確かめてください。
目次

  1. 4社の手荷物を比べる
  2. 間違えやすいところ
  3. モバイルバッテリーの新ルール
  4. 液体の持ち込み
  5. ベビーカーの扱い
  6. どちらに入れるか仕分け表
  7. よくある質問
  8. まとめ

4社の手荷物を比べる

航空会社 機内持ち込み 預け荷物(エコノミー)
JAL 身の回り品1個+手荷物1個。手荷物は3辺合計115cm以内、合計10kg以内 無料2個、1個23kg以内、3辺合計203cm以内
ANA 身の回り品1個(40×30×20cm以内)+手荷物1個(55×40×25cm以内で3辺合計115cm以内)。合計10kg以内 1個23kg以内、3辺合計158cm以内。個数は運賃により0〜2個
ハワイアン航空 手荷物は22×14×9インチ(約56×36×23cm)以内。重さの上限はEチケットの手荷物欄と合わせて見る 日本発着の直行便は2個まで無料。1個23kg(50ポンド)以内、3辺合計62インチ(約157cm)以内。重さは予約クラスで変わる場合あり
ZIPAIR 無料は2個で合計7kgまで。1個目は40×25×55cm、2個目は35×25×45cm以内。出発の24時間前までの支払いで合計15kgまで追加可 1個目から有料。成田→ホノルルは1個8,000円(2026年10月25日搭乗分から)。窓口での支払いは手数料1,000円が別途。1個30kgまで

2026年11月時点の各社公式の案内です。特別な運賃、コードシェア便、他社便との乗り継ぎでは条件が変わることがあります。自分の航空券の手荷物欄(Eチケットや予約画面)が最終的な基準です。

間違えやすいところ

  • スーツケースの3辺合計:JALは203cmまでですが、ANAとハワイアンは158cm、157cmまでです。大型スーツケースは「JALなら無料、ANAだとサイズ超過」になることがあります。キャスターと持ち手も含めて測りましょう。
  • ANAの「0〜2個」:同じエコノミーでも運賃で無料の個数が変わります。安い運賃を買うときは、購入前に手荷物の条件を見てください。
  • ZIPAIRの7kg:カメラやノートパソコンを入れると、すぐ超えます。リュックの重さも含むので、自宅の体重計でかばんごと量っておくと確実です。
  • 機内持ち込みの個数:日本の航空会社では2026年4月から「身の回り品1個+手荷物1個」の合計2個までが徹底され、身の回り品は前の座席の下に入る大きさが条件です。お土産の紙袋を別に手で持つと、これも個数に入ることがあります。
ZIPAIRで家族4人、スーツケース2個の場合
成田→ホノルルの預け荷物:8,000円×2個=16,000円(出発前にオンラインで支払う場合)
帰りの分は路線ごとの料金で別に計算します。運賃だけで他社と比べず、手荷物と座席の料金を足してから比べましょう。

航空会社そのものの選び方は日本からハワイへの航空会社選びガイドで、JALとANAの燃油の金額は燃油サーチャージの記事で見られます。

モバイルバッテリーの新ルール

2026年4月24日から、国際基準の改訂に合わせてルールが厳しくなりました。国土交通省と、JAL・ANAの案内を整理すると次のとおりです。

項目 ルール
預け荷物 入れられません。スーツケースに入れたまま預けないこと
機内に持ち込める数 1人2個まで(160Wh以下に限る)
機内でバッテリーを充電 禁止。座席の電源やUSBからの充電もできません
バッテリーからスマホなどへ充電 禁止
置き場所 座席上の収納棚には入れず、座席ポケットなど手の届くところに(JAL)
端子 絶縁テープや収納袋で個別に保護(JAL)
Whの表示がないもの 容量を判断できないので持ち込めません(JAL)
これからの変更の可能性
JALは、IATAの規定変更により2027年1月以降は100Whまでに制限される可能性があると案内しています。2027年に飛ぶ人で、100Wh前後の大きなバッテリーを持つ人は、出発の前にもう一度航空会社の案内を見てください。航空会社によっては国の基準より厳しいルールを設ける場合があります。
Whの計算
定格容量(Ah)×定格電圧(V)=Wh です。
例:10,000mAh(10Ah)で3.7Vなら37Wh、20,000mAh(20Ah)で3.7Vなら74Wh。

日本とハワイの間は長い夜行便が多いので、機内でバッテリーからスマホに充電できないのは意外と効いてきます。搭乗前にスマホを満充電にしておき、席に電源がある便なら、スマホの本体は座席の電源から充電します(禁止されているのはバッテリーの充電とバッテリーからの給電で、スマホ本体を座席の電源につなぐことではありません)。家族の人数分を持つより、残量を見て数を絞るほうが荷物も軽くなります。

液体の持ち込み

  1. 液体、ジェル、スプレーは1つ100ml以下の容器に入れます。中身が少なくても、容器が100mlを超えるものは持ち込めません。
  2. 容量1リットル以下の透明で再封できる袋に入れます。1人1袋です。市販のジッパー付き袋で構いません。
  3. 保安検査では袋を出して見せます。

100mlを超える化粧水や日焼け止めは、スーツケースに入れて預ければ運べます。帰りのホノルル空港も、米国のルール(3.4オンス=100ml以下、1クォートの袋)で同じように考えれば大丈夫です。

ミルクと薬は例外があります。乳幼児のミルクや離乳食、必要な薬は、旅程に必要な量なら100mlを超えて持ち込めます。米国の保安検査では、検査の最初に申告すると別に検査してもらえます。取り出しやすい場所に入れておくと、列で焦りません。

ベビーカーの扱い

航空会社 預ける場合 そのほか
JAL 本人が使うものは無料で、無料手荷物の個数に含まれません 羽田、成田、関西、中部では搭乗口まで使える貸し出しあり(台数限定)。機内では原則貨物室に預け、到着後は優先的に返却
ANA 折りたたみ式ベビーカーとチャイルドシートは無料 機内持ち込みは手荷物の規定サイズ以下のみで、手荷物の枠を使います。座席なしの2歳未満は、預け荷物が1個追加で無料(無料枠0個の運賃を除く)
ハワイアン航空 ベビーカーとチャイルドシートは無料。他の荷物と一緒でも、搭乗口でも預けられます 子どもを乗せるためのワゴンは、折りたたんで90インチ・35ポンド以下なら無料
ZIPAIR 旅行で使うベビーカー、チャイルドシートは無料(運送約款) 機内へ持ち込みたいときは、7kgとサイズの枠に収まるかを先に考える

持っていくか、現地で借りるかで迷っている人はハワイのチャイルドシートとベビーカーの記事を先に読むと決めやすくなります。

どちらに入れるか仕分け表

もの 機内持ち込み 預け荷物
モバイルバッテリー ○(1人2個まで) ×
パスポート、現金、カード ○(必ず手元に) 入れない
スマホ、タブレット、薬、メガネ ○ 入れない
100ml以下の液体 ○(透明な袋1つ) ○
100mlを超える液体 ×(ミルクと薬の例外あり) ○
ベビーカー 規定サイズ以内なら○ ○(無料)
お土産のジャムやハチミツ(帰り) 100mlを超えると× ○

食品の持ち込みは手荷物の種類と別の話で、ハワイへ入れないものがあります。持ち込み禁止品のまとめも見ておきましょう。何を持っていくかはハワイ旅行の持ち物に、子ども連れの分は子連れハワイの持ち物リストにあります。

よくある質問

Q. 子どもの分もモバイルバッテリーの2個に入りますか?
A. ルールは1人2個までと案内されています。親のかばんにまとめて入れるなら親の分と見られることも考えて、持つ人ごとに分けておくか、家族全体の数を絞っておくのが無難です。

Q. スーツケースが23kgを超えたらどうなりますか?
A. 超過手荷物の料金がかかります。金額は航空会社と個数で違うので、空港のカウンターで慌てないように、帰りの荷物は出発前にホテルで持ち上げて重さの見当をつけ、自宅用の携帯スケールがあれば持って行くと安心です。

Q. 帰りのフライトでもバッテリーのルールは同じですか?
A. 同じ考え方で準備してください。今回の改訂は国際基準に基づくもので、預け荷物に入れられないのは行きも帰りも同じです。

まとめ

荷造りの最後に見るのは3つです。バッテリーはスーツケースから出す。液体は100mlと透明な袋。スーツケースは自分の航空会社の3辺と重さに合わせる。乗る便の航空券の手荷物欄を開いて、この記事の表と見比べれば準備は完了です。

旅マネ父ちゃん

家族4人で毎年ハワイへ。費用・マイル・子連れの視点で、公式情報と照らし合わせて書いています。

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