ハワイのチャイルドシートとベビーカーは持参?レンタル?10歳未満の決まりと選び方

赤ちゃんや小さな子どもとハワイへ行くとき、いちばん悩むのがベビーカーとチャイルドシートです。荷物は増やしたくない、でもレンタカーに乗るならチャイルドシートは法律で必須です。
この記事では、ハワイ州のチャイルドシートの決まりと、持参・レンタルのどちらが向くかを、旅のスタイル別に整理します。
- レンタカーに乗るなら、10歳未満はチャイルドシートまたはブースターシートが必要です(2022年6月27日施行の改正法)。
- 空港とホテルの往復だけなら、荷物を増やさず現地で借りるほうが楽です。
- レンタカーを何日も使う、またはシートにこだわりたい家庭は、持参のほうが安心です。
- ベビーカーは持参が基本。航空会社によっては、搭乗口まで使って預けられます。
ハワイのチャイルドシートの決まり
ハワイ州運輸局(HDOT)が案内している、2022年6月27日施行の改正法の内容です。以前は8歳未満まででしたが、10歳未満に引き上げられました。
| 子どもの年齢 | 必要なもの |
|---|---|
| 2歳未満 | 後ろ向きのチャイルドシート(ハーネス付き) |
| 2歳以上4歳未満 | 後ろ向きまたは前向きのチャイルドシート(ハーネス付き) |
| 4歳以上10歳未満 | ブースターシートなどの子ども用拘束具 |
| 7歳以上10歳未満で身長が約145cm(4フィート9インチ)を超える場合 | 腰と肩のシートベルトが正しく使えれば、ブースターなしも可 |
違反すると、裁判所が指定する子どもの乗車安全講習の受講が求められ、罰金もあります。年齢の区切りは身長・体重の目安と合わせて運用されるため、細かい条件や最新の内容はHDOTの公式案内でご確認ください。
日本でも6歳未満はチャイルドシートが必要ですが、ハワイは小学校高学年に近い年齢までブースターが必要になる点が違います。日本の感覚で「小学生ならもう大丈夫」と考えていると、レンタカーの受付で困ります。
持参とレンタルの比較表
| 項目 | 日本から持参 | 現地でレンタル |
|---|---|---|
| 費用 | 手持ちがあれば0円。航空会社の預け入れ条件を事前に確認 | レンタカー会社の1日あたりの料金がかかる(日数が増えるほど割高) |
| 荷物 | かさばる。空港での移動が大変 | 身軽に到着できる |
| 使い慣れ | 子どもが慣れた座席で安心 | 機種を選べないことがある |
| 取り付け | 自分のシートなので手順に慣れている | レンタカー会社の係員が付けてくれるとは限らず、自分で取り付ける場面も |
| 数の確保 | 確実 | 予約時に申し込んでおかないと在庫がないことがある |
| 向く旅行 | レンタカーを何日も使う家庭 | 空港移動とワンデイ利用が中心の家庭 |
レンタル料金は会社・車種・日数で変わり、1日あたりの料金に加えて上限額が設けられている場合もあります。予約時に、各社の公式サイトで最新の料金をご確認ください。
旅のスタイル別の選び方
| 旅のスタイル | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| ワイキキ滞在で、レンタカーは使わない | チャイルドシートは持たない | 徒歩・バスが中心なら不要。空港送迎は事前に利用会社へシートの有無を問い合わせる |
| 1〜2日だけレンタカーで遠出 | 現地レンタル | 数日分のレンタル料金は、持参の手間より安く済むことが多い |
| ほぼ毎日レンタカー | 持参 | 日数分のレンタル料金が積み上がる。慣れた座席のほうが子どもも落ち着く |
| 赤ちゃん連れ(2歳未満) | 持参が有力 | 後ろ向きのシートは機種の差が大きく、レンタルでは希望どおりにならないことがある |
| 小学生(身長が低め) | ブースターだけ持参 | 軽くて小さく、荷物になりにくい |
ブースターシートは軽量でコンパクトなタイプがあり、スーツケースの隙間にも入ります。年齢が上がった子どもなら、レンタルよりも持参のほうが気楽なことが多いです。
ベビーカーは持っていくべき?
ワイキキは歩道が広く、ショッピングセンターやビーチまで歩ける範囲が多いため、ベビーカーがあると行動の自由度がかなり上がります。特に昼寝をする年齢の子どもは、日差しの強い時間帯にそのまま寝かせられるのが助かります。
- 軽量で小さくたためるタイプを選ぶと、空港・バス・ホテルの出入りが楽です。
- ANAは国際線で、自分で使うベビーカーを追加料金なしで預かっています(公式案内)。機内に持ち込めるのは、たたんだときに機内持ち込みの規定サイズに収まる場合だけです。
- 航空会社によって、搭乗口まで使えるかどうか、預け入れ時の扱いが違います。利用する航空会社の公式ページで、出発前に必ず確認しておきましょう。
- 日本で使っている大きな多機能型は、ハワイでは持て余しがちです。旅行用の軽量タイプを別に用意する家庭もあります。
歩く距離が少ない旅程なら、ベビーカーを持たずに抱っこひもだけで過ごす選択もあります。ただ、ハワイは日差しが強いので、抱っこひもだけだと親の体力が先に尽きることがあります。迷ったら軽量ベビーカーを1台持っていくほうが安全です。
失敗しやすいポイント
- 空港のレンタカー受付で初めてシートを頼む:繁忙期は在庫がないことがあります。予約の時点で必ず申し込みましょう。
- 子どもの年齢だけで判断する:身長や体格で必要なシートが変わるため、年齢と身長の両方で確認しておきます。
- ブースターの条件を知らない:10歳未満はブースターが必要なケースが多く、日本の感覚とずれます。
- レンタルしたシートの取り付けを後回しにする:駐車場で慌てないよう、ホテルへ出る前に座席を固定し、ベルトの通し方を確かめておきます。
- 空港送迎の車にシートがあると思い込む:利用する会社によって条件が違うので、予約時にシートの有無を問い合わせます。
出発前チェックリスト
- ☐ 子どもの年齢・身長を確認し、必要なシートの種類を決めた
- ☐ レンタカーの予約時にチャイルドシートも申し込んだ
- ☐ 持参する場合、航空会社の預け入れ条件を確認した
- ☐ シートの取扱説明書(ベルトの通し方)を手元に入れた
- ☐ 軽量ベビーカーを用意し、たたみ方を練習した
- ☐ 空港送迎を使う場合、シートの有無を会社に問い合わせた
- ☐ ベビーカーのレインカバーや日よけを荷物に入れた
よくある質問
Q. 日本のチャイルドシートはハワイで使えますか?
日本の安全基準のシートをそのまま使えるかどうかは、レンタカー会社や保険の条件によって扱いが異なる場合があります。心配な場合は、予約前にレンタカー会社へ問い合わせておくと安心です。
Q. 何歳までブースターが必要ですか?
ハワイでは10歳未満が対象です。7歳以上で身長が約145cm(4フィート9インチ)を超え、腰と肩のベルトが正しく使えるなら、ブースターなしでも認められます。
Q. 赤ちゃんを抱っこして乗るのはだめですか?
2歳未満は、後ろ向きのチャイルドシートに座らせる決まりです。膝の上に抱いて乗ることは認められません。
Q. ベビーカーは現地で借りられますか?
ベビー用品のレンタル会社やホテルでレンタルできる場合があります。ただし数に限りがあるため、予約は早めに行い、料金・受け渡し方法は各社の公式サイトでご確認ください。



