初めてのハワイ

ハワイ旅行のeSIMの選び方と設定手順|対応端末の確認、入れる時期、家族で使うとき

ハワイでスマホをどうつなぐか。eSIMが気になっていても、「自分のスマホで使えるのか」「いつ入れればいいのか」「家族の分はどうするのか」で手が止まりやすいところです。この記事では、商品名の比較ではなく、選ぶ基準と設定の順番をまとめました。

ハワイのホテルのバルコニーでスマホを準備している旅行のイメージ
eSIMは出発前に入れて、ハワイに着いたらオンにするのが基本です(AI生成イメージ)
先に結論
まず今の携帯会社のローミング料金を見て、それより安いならeSIMを選びます。端末の対応とSIMロックは出発の2週間前までに確認し、eSIMは出発前に自宅のWi-Fiで入れて、回線をオンにするのはハワイに着いてから。eSIMは基本的に1台に1つなので、家族それぞれのスマホに入れるか、1台のテザリングで分け合うかを先に決めておきましょう。
目次

  1. ローミング・eSIM・Wi-Fiのどれにするか
  2. 自分のスマホで使えるか確かめる
  3. eSIMを選ぶときに見る5つのこと
  4. いつ入れるか(出発前から帰国まで)
  5. 設定の手順
  6. 家族で使うとき
  7. ホテルのWi-Fiとの使い分け
  8. つながらないときの順番
  9. よくある質問
  10. まとめ

ローミング・eSIM・Wi-Fiのどれにするか

方法 手間 向いている人 気をつけること
今の携帯会社のローミング ほぼなし。設定をオンにするだけ プランに海外データが含まれている人、設定が不安な人 料金はプランで大きく違う。追加料金がかかるプランもある
旅行用eSIM 購入と設定が必要 日数とデータ量に合わせて費用を抑えたい人 端末の対応が必須。電話番号が付かないプランが多い
ホテルや施設のWi-Fi 接続するだけ 宿で動画や写真のバックアップをしたいとき 外では使えない。地図や配車アプリには別の回線が要る

ローミングの料金は、たとえばドコモの「世界そのままギガ」が24時間980円、auの「au海外放題」はアメリカ向けが事前予約なしで24時間1,200円、予約割で800円です(2026年11月時点。auは2027年2月1日から一律980円/日へ改定と発表)。プランによっては追加料金なしで使える場合もあるので、まずは自分の契約を見てください。ahamoと楽天モバイルで迷っているなら、ahamoと楽天モバイルの比較に細かい条件を書いています。

我が家はハワイでは基本的にレンタカーで動きます。英語が不安なレンタカーの窓口でも、スマホの翻訳画面を見せれば手続きは大体進みました。空港に着いた時点で通信できるようにしておくと、この場面で慌てません。

自分のスマホで使えるか確かめる

eSIMは買ってから「使えなかった」となるのが一番もったいないので、購入前にここだけは見ておきます。

  • □ iPhone:XS、XS Max、XR以降がeSIMに対応
  • □ iPhoneのSIMロック:「設定」→「一般」→「情報」で「SIMロック」の欄に「SIMロックなし」と出るか
  • □ Pixel:「設定」→「デバイス情報」→「SIMのステータス」にEID(eSIM用の番号)があるか。Pixel 3など古い機種は購入地域によって非対応のものがあります
  • □ Galaxy:「設定」→「接続」→「SIMマネージャー」に「eSIMを追加」があるか
  • □ 2021年9月以前に発売された機種:大手3社で買った端末はSIMロックが残っていることがあります。2021年10月以降に発売された機種は原則としてSIMロックなしです

SIMロックがかかっていたら、契約中の携帯会社で解除の手続きをします。お店やサイトの受付時間があるので、出発の直前に気づくと間に合わないことがあります。

eSIMを選ぶときに見る5つのこと

  • データ量:スマホの設定画面で、普段の月の使用量を見ます。1日あたりに割って旅行日数をかけ、地図と写真の共有が増えるぶん余裕を足すと、外れにくい量になります。
  • 有効期間がいつから数えられるか:多くは現地の回線につながった時点からですが、インストールした時点から数えるプランもあります。後者なら入れるのは出発の直前にします。どちらなのかは購入画面の説明で確かめてください。
  • テザリングの可否:家族で分け合うなら必須です。端末と回線が対応していれば使えるプランが多いものの、設定が追加で必要なプランもあります。
  • 電話番号の有無:データ専用なら番号は付きません。ハワイのお店に電話したい人は、通話付きのプランにしておきます。家族同士の連絡なら、LINEなどのネット通話で足ります。
  • 問い合わせ先:つながらないときに日本語で聞けるかどうかで、現地での安心感が変わります。

いつ入れるか(出発前から帰国まで)

時期 やること
出発の2週間前まで 端末とSIMロックを確認し、ローミングとeSIMのどちらにするか決める
出発の数日前〜前日 eSIMを購入し、自宅のWi-Fiにつないでインストールする(有効期間がインストール時から始まるプランは出発直前に)
出発前 QRコードと設定情報を、別の端末か紙でも見られるようにしておく
ハワイ到着後 旅行用eSIMの回線をオンにし、データ通信をその回線に切り替える
帰国後 普段の回線がオンか確かめ、旅行用eSIMをオフにする

現地に着いてから入れようとすると、インストールのためのWi-Fiを先に探すことになります。空港で荷物とお子さんを抱えながらやる作業ではないので、前日までに済ませておくのがおすすめです。

設定の手順

iPhone

  1. Wi-Fiにつなぎ、「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」でQRコードを読み取ります。販売会社のアプリから入れる方法もあります。
  2. ハワイに着いたら「旅行用のeSIMをオンにする」の通知をタップします(iOS 26以降)。通知が出なければ、「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」で旅行用の回線を選びます。
  3. 旅行用の回線の「通信のオプション」で「データローミング」をオンにします。旅行用eSIMは海外の回線につなぐ形になるものが多く、ここがオフだとつながりません。
  4. 普段の回線のデータローミングはオフのままにします。両方の回線をオンにしておくと主回線も機能しますが、普段の回線でローミング料金が出る可能性があるので、データ通信が旅行用に切り替わっているか見ておきます。

Android(PixelとGalaxy)

  • Pixel:「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「SIMを追加」→「eSIMを設定」。
  • Galaxy:「設定」→「接続」→「SIMマネージャー」→「eSIMを追加」→「QRコードをスキャン」。

どちらも機種やOSの版でメニューの名前が少し変わることがあります。入れたあとは、iPhoneと同じように旅行用の回線のデータローミングをオンにします。

家族で使うとき

やり方 良いところ 注意
1台ずつeSIMを入れる 別行動でも全員つながる。親のスマホの電池に頼らない 人数分の費用がかかる。1つのQRコードを家族で使い回すことは基本的にできない
親のスマホからテザリング 子どものタブレットやスマホの分まで1つのプランで済む 親の電池とデータ量の減りが速い。離れると全員つながらない
夫婦それぞれに入れ、子どもはどちらかのテザリング 費用と安心の中間 子どもが動画を見ると親のデータ量がすぐ減る

家族4人で全員に入れる必要があるかは、子どもの年齢と別行動の有無で決まります。ビーチとショッピングで二手に分かれそうなら大人2人は別々に入れておくと、待ち合わせで困りません。子どもの端末は、ホテルでWi-Fiに任せる手もあります。

ホテルのWi-Fiとの使い分け

  • Wi-Fi向き:写真のバックアップ、アプリの更新、動画の視聴。ホテルに戻ってからまとめてやるとデータ量を節約できます。
  • eSIM向き:地図、翻訳、配車アプリ、レストランの予約確認など、外で今すぐ必要なもの。
  • 避けたい使い方:誰でも入れる無料のWi-Fiで、カード情報の入力やネットバンキングをすること。大事な操作はeSIMの回線か、ホテルの部屋の回線でするようにしましょう。

日本の電話番号あてのSMSは、携帯会社にもよりますがドコモの場合は海外でも受信無料です。一方で、海外で電話を受けると着信料がかかります。カード会社の認証コードを受ける必要がある人は、普段の回線をオンにしたまま、データ通信だけを旅行用にしておくと受け取れます。

つながらないときの順番

  1. 旅行用の回線がオンで、「モバイルデータ通信」がその回線になっているか。
  2. 旅行用の回線の「データローミング」がオンか。
  3. 機内モードをオンにして約30秒待ち、オフに戻す。
  4. それでもだめなら、購入した会社のサポートへ。ホテルや空港のWi-Fiにつないで連絡します。購入時のメールはスマホの中だけでなく、見られる形で控えておきましょう。

よくある質問

Q. eSIMを入れると、日本の電話番号は使えなくなりますか?
A. なくなりません。対応するiPhoneなら2つの回線を同時に有効にでき、普段の番号を残したまま旅行用の回線でデータ通信ができます。普段の回線をオフにしても、FaceTimeやiMessageは引き続き使えます。

Q. 出発前に入れたら、日本で料金や日数が減り始めませんか?
A. 多くのプランは現地の回線につながるまで始まりませんが、インストール時から数えるプランもあります。購入画面の有効期間の説明で、どちらかを確かめてから入れてください。

Q. 機種変更をしたら、前に入れたeSIMを移せますか?
A. 購入した会社によりますが、一度入れたものは別の端末へ移せないプランがあります。旅行の直前に機種変更をするなら、変更したあとに購入しましょう。

Q. 帰国したら何をすればいいですか?
A. iOS 26以降は旅行用eSIMが自動でオフになる場合があります(国や地域によって異なります)。通知が出なければ、普段の回線の「この回線をオンにする」が有効か見て、旅行用の回線をオフにします。

まとめ

順番は「今の携帯会社の料金を見る→端末を確かめる→有効期間の始まりを見て買う→前日までに入れる→着いたらオンにする」です。これで通信の準備は終わりです。次はスーツケースの中身をハワイ旅行の持ち物で、お金まわりは家族4人の予算ガイドで整えておきましょう。

旅マネ父ちゃん

家族4人で毎年ハワイへ。費用・マイル・子連れの視点で、公式情報と照らし合わせて書いています。

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