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ハワイ最新情報

朝の光が差し込む空港の出発ロビーで、スーツケースを引いてチェックインカウンターへ向かう家族の後ろ姿
10月3日から、ホノルル空港でのハワイアン航空のチェックイン場所と締め切り時間が変わります(イメージ画像)

「いつもの場所にカウンターがない」——空港でこうなると、スーツケースを引いたまま歩き回ることになります。ハワイアン航空とアラスカ航空は、2026年10月3日からホノルル空港でのチェックインの場所と、島間フライトの手荷物預け入れの締め切りを変えると発表しました。日本行きを含むハワイアン航空の国際線に乗る人も、オアフ島からマウイ島などへ飛ぶ人も、当日の動き方が変わります。2026年9月29日時点の発表内容を整理します。

結論:10月3日以降に乗る人がやること
  • ハワイアン航空の国際線(ホノルル発)…チェックインと手荷物預けはターミナル2・ロビー4へ(これまではターミナル1・ロビー3)
  • 島間フライト(ホノルル発の他島行き)…オンラインまたはアプリでチェックインし、手荷物は出発の50分前までに預ける(これまでは30分前)
  • 島間フライトのホノルルでの受付場所は、ターミナル1・ロビー3のまま

何が変わる? 変更点を一覧で確認

変更は10月3日から一斉に始まります。対象によって内容が違うので、まず表で自分に当てはまる行を探してください。

対象これまで10月3日から
ハワイアン航空の国際線(ホノルル発)ターミナル1・ロビー3ターミナル2・ロビー4でチェックインと手荷物預けをまとめて実施
島間フライト(ホノルル発)の受付場所ターミナル1・ロビー3変更なし(ターミナル1・ロビー3)
島間フライトの手荷物預け入れ出発の30分前まで出発の50分前まで(オンライン/アプリでのチェックイン)
ホノルル〜カフルイ線ボーイング717が中心アラスカ航空塗装のボーイング737-800が1日3往復加わる

アラスカ航空は、変更の理由を「新しい737の運航に対応し、乗客の流れをよくするため」と説明しています。

国際線:カウンターがターミナル2・ロビー4へ

ハワイアン航空がホノルルから運航する国際線は、10月3日からチェックインと手荷物預けの場所がターミナル2・ロビー4に集約されます。日本行きの便もハワイアン航空が運航している便なら対象です。

間違えやすいポイント
ホテルからのタクシーやシャトルを、いつもの「ハワイアン航空といえばターミナル1」という感覚で降りると、反対側に着いてしまいます。ターミナル1とターミナル2は建物が別なので、荷物を持ったまま移動すると時間をかなり取られます。予約した便の運航会社を確認し、ハワイアン航空が運航する便なら、降りる場所はターミナル2とドライバーに伝えてください。

JALやANAなど他社の便のカウンター位置は、今回の発表には含まれていません。自分の航空券の運航会社と、搭乗案内メールの記載を見比べておくと安心です。共同運航(コードシェア)便の場合は、実際に飛行機を飛ばす会社のカウンターに行くのが基本です。

航空会社は「空港へ出発する前にフライト情報を確認し、新しいチェックイン場所を探す時間を多めに見てほしい」と案内しています。私なら、国際線の出発日は普段より30分ほど早めにホテルを出るようにします。

島間フライト:手荷物は50分前まで

ホノルルからマウイ島、カウアイ島、ハワイ島などへ飛ぶ島間フライトでは、手荷物を預ける締め切りが出発の50分前になります。これまでの30分前から20分早まる形です。

  • チェックインはオンラインまたはアラスカ・ハワイアンのアプリで済ませる
  • 手荷物を預けるなら、締め切りは出発の50分前
  • ホノルルでの受付場所はターミナル1・ロビー3のまま
  • セルフサービスの荷物タグ発行機が利用できる

アラスカ航空によると、ハワイアン航空の島間フライトでは、すでにほとんどの乗客が50分前までに受付を済ませているそうです。締め切りが実態に合わせて前倒しされたと考えると分かりやすいでしょう。それでも、ギリギリに着く前提の旅程を組んでいる人は要注意です。

💡 日本から着いた日にそのまま島間フライトに乗り継ぐ人は、入国審査と荷物の受け取りにかかった時間を差し引いて、50分前に間に合うかを計算しておきましょう。乗り継ぎ時間が短い旅程ほど影響が出ます。

ホノルル〜カフルイに737が加わる

10月3日から、ホノルルとマウイ島のカフルイ空港を結ぶ便の一部に、アラスカ航空塗装のボーイング737-800が入ります。1日3往復で、ハワイアン航空のボーイング717と並んで運航されます。

項目内容
運航区間ホノルル〜カフルイ(1日3往復)
ホノルル側の手荷物預けターミナル1・ロビー3(セルフサービスの荷物タグ発行機あり)
カフルイ発ホノルル行きの737アラスカ航空のカウンター(ハワイアン航空のカウンターの隣)
機内の設備電源・USBポート付きの座席、Starlinkによる無料Wi-Fi(機体により設置時期は異なる)
ファーストクラス飲み物とスナックの無料サービス

ハワイアン航空の717は2028年に退役する計画で、順次737に置き換わっていくと報じられています。予約した便が737か717かは、予約確認画面や搭乗案内で分かります。

旅行者は何をすべき? 当日の動き方チェックリスト

10月3日以降にハワイアン航空を使う人は、次の順で準備しておくと当日慌てません。

  • ☐ 航空券の運航会社が「ハワイアン航空」か、他社かを確認した
  • ☐ 国際線がハワイアン航空なら、タクシーやシャトルの降車先をターミナル2にした
  • ☐ 空港到着の目安を、いつもより30分ほど早く設定した
  • ☐ 島間フライトは、アプリかオンラインでチェックインする準備をした
  • ☐ 島間フライトの手荷物は、出発の50分前までに預けるつもりで動く
  • ☐ 乗り継ぎがある日は、着陸から荷物受け取りまでの所要時間を見込んだ

子連れの場合は、トイレやオムツ替えで思った以上に時間が溶けます。手荷物の締め切りが前倒しになったぶん、家族全員が早めに動く前提で計画しておくと気持ちに余裕ができます。

注意点

  • この記事の内容は、アラスカ航空とハワイアン航空の発表(2026年9月18〜19日)と報道に基づく、2026年9月29日時点のものです。
  • 10月3日より前に乗る便は、これまでと同じ場所・時間の扱いです。
  • カウンターの開く時間、荷物タグ発行機の設置状況、案内表示などは、変更される場合があります。搭乗前に航空会社から届くメールや公式アプリの案内を見てください。
  • 日本の空港での手続き(成田・羽田・関西・中部など)は、今回の発表とは関係がありません。

よくある質問

Q. 日本行きのハワイアン航空も、ターミナル2でチェックインですか?

A. ホノルルから出発するハワイアン航空の国際線全便が対象と発表されています。10月3日以降の出発なら、ターミナル2・ロビー4に向かってください。

Q. 島間フライトの受付場所も動きますか?

A. ホノルルでは、ボーイング717・737どちらの便もターミナル1・ロビー3のままです。変わるのは手荷物預けの締め切り(出発の50分前)です。

Q. 手荷物が機内持ち込みだけなら、50分前ルールは関係ありますか?

A. 発表で明記されているのは「チェックインと手荷物預け」の締め切りです。手荷物を預けない場合の細かい扱いは、航空会社の案内を確認してください。オンラインチェックインは早めに済ませておくと安心です。

Q. マウイ島行きの飛行機が737になると、何か違いはありますか?

A. 座席に電源・USBポートが付き、機体によってはStarlinkの無料Wi-Fiが使えるようになります。ホノルルでの荷物預けはターミナル1・ロビー3のままです。

関連記事

出典:アラスカ航空ニュースルーム、Hawaii News Now、TravelWires ほか(いずれも2026年9月18〜19日公表分)。

強風で椰子の木が揺れる夕方のハワイの海岸と、水平線に広がる暗い嵐の雲
ハリケーン・ノロの接近で、ハワイ島を中心に大雨・暴風への警戒が続いています(イメージ画像)

9月23日に「新しい熱帯低気圧が来るかもしれない」とお伝えした「ノロ(Nolo)」は、その後カテゴリー2のハリケーンに発達しました。ハワイ島にはハリケーンウォッチが出て、ヒロ空港では週末の21便が欠航になっています。

この記事は、2026年9月26日時点(ハワイ時間9月25日夕方までの公式発表と現地報道)をもとに、「今どこにいて、どこが危ないのか」「ワイキキは大丈夫なのか」「飛行機は無料で変えられるのか」に絞って整理しました。洪水警報が出た段階の状況は9月23日の記事にまとめてあります。

結論:9月26日時点のまとめ
  • ノロはカテゴリー2(最大風速105マイル=約170km/h)。ハワイ時間の9月26日(土)にハワイ島の南側を最接近する見込みで、カテゴリー3前後まで強まる予報
  • 中心はハワイ諸島の「かなり南」を通る予報ですが、ハワイ島南東部は最大25インチ(約63cm)の雨で、命に関わる鉄砲水・土砂災害の警戒が続いています
  • ワイキキ(オアフ島)は直撃コースではありません。ただし9月26日(土)午前6時〜27日(日)午後6時は強風注意報が出ていて、突風と高波に注意が必要です
  • ヒロ空港はハワイアン航空13便・サウスウエスト航空8便の計21便が欠航。コナ空港は通常運航が続いていました(9月25日時点)
  • ハワイアン航空・アラスカ航空・デルタ・ユナイテッド・アメリカンなどが手数料なしの変更に応じています。対象は「購入日」「旅行日」「空港」で細かく決まっているので、表で確認してください

ノロの現在地と進路|カテゴリー2から3へ、月曜は4の予想

ハワイ時間9月25日午後2時の時点で、ノロはハワイ島サウスポイントの南およそ155マイル(約250km)にいて、最大風速は105マイル(カテゴリー2)でした。中央太平洋ハリケーンセンター(CPHC)は、最接近する週末にカテゴリー3(大型ハリケーン)前後まで強まり、その後、西〜北西へ向きを変えながら速度を上げて、ハワイ諸島から離れていくと予報しています。

いつ(ハワイ時間) ノロの状況
9月25日(金) カテゴリー2。ハワイ島に熱帯低気圧の風が届き始める(金曜夜)
9月26日(土) 最接近。ハワイ島の地形の険しい場所ではハリケーン級の風もあり得る。雨のピークもこの日
9月27日(日) 西へ向きを変えて離れ始める。オアフ島の強風注意報は日曜午後6時まで
9月28日(月) 諸島から離れた海上でカテゴリー4(最大風速145マイル=約233km/h)まで強まる可能性

ここで大事なのは、「月曜にカテゴリー4」というのはハワイから離れた後の話という点です。日本のSNSでは強さの数字だけが一人歩きしがちですが、旅行者に関係するのは、あくまでハワイ諸島にいる間の風と雨です。一方で、アメリカの気象専門メディアは、ノロを「1950年代後半以来、ハワイ島にここまで近づく最も強い嵐になる可能性がある」と伝えています。進路が少しずれるだけで、ハワイ島の影響は大きく変わります。

発令中の警報・注意報と島ごとの雨・風の予想

9月25日夕方の時点で出ている主な警報・注意報は次のとおりです。

対象 発令中の内容
ハワイ島 ハリケーンウォッチ(48時間以内にハリケーン級の風の可能性)+熱帯低気圧警報(Tropical Storm Warning)
マウイ郡 熱帯低気圧ウォッチ(Tropical Storm Watch)
ハワイ島・マウイ・ラナイ・モロカイ・カホオラウェ 洪水警報(Flood Watch)。土曜午後6時まで
オアフ島・カウアイ島・ニイハウ島 強風注意報(Wind Advisory)。9月26日午前6時〜27日午後6時
東・南東向きの海岸 高波注意報(High Surf Advisory)。日曜午後6時まで

雨の予想量は島によって大きく違います。旅行先ごとに、次の目安を見てください。

エリア 予想される雨 旅行者への影響の目安
ハワイ島 東部・南東部(ヒロ・プナ・カウ方面) 10〜15インチ(約25〜38cm)、局地的に最大25インチ 最も危険。鉄砲水・土砂災害、道路の冠水、停電。外出は避ける
ハワイ島 西側(コナ・コハラ方面) 2〜4インチ、局地的に最大8インチ 東側より軽い見込み。ただし風・高波・道路状況は要注意
マウイ島 東部(ハナ方面) 4〜6インチ、局地的に最大10インチ ハナ街道・ハレアカラ方面のドライブは見合わせが無難
オアフ島・その他の島 1〜3インチ、局地的に最大5〜6インチ 曇りと強風、にわか雨。雷を伴う雨も

ハワイ島では、1〜3フィート(約30〜90cm)の高潮も予想されています。海沿いのホテルやビーチパーク近くにいる人は、海に近づかないでください。

ワイキキ・オアフ島は大丈夫?週末の風と高波

結論から言うと、ワイキキで嵐に直撃されるコースではありません。オアフ島の予報は「曇りで風が強く、所々でにわか雨や雷雨」。最高気温は84〜89°F(約29〜32℃)で、突風は時速50〜55マイル(約80〜90km/h)ほどになる見込みです。

ただ、「影響ゼロ」ではないので、オアフ島に滞在する人は次の点を頭に入れておいてください。

ワイキキで気をつけたいこと(土〜日曜)
  • 海に入らない:遠くの嵐が原因のうねりや離岸流は、天気が良く見える日でも危険です。ビーチのライフガードの旗と指示を優先してください
  • ホテルのラナイ(バルコニー):椅子やテーブル、タオルなどを出しっぱなしにしない。強風で飛ばされると下の人に危険です
  • ツアー・アクティビティ:シュノーケル、サンセットクルーズ、ハイキングは、催行会社が中止や振替を決めることがあります。前日夜と当日朝に、予約メールやアプリの連絡を確認しておくと慌てません
  • 屋外イベント:9月26日に開かれるアロハフェスティバルのフローラルパレードなど、屋外の催しに行く人は、主催者の最新の発表をチェックしてください
  • 傘は当てにならない:強風の日は、傘より撥水性のあるパーカーやレインジャケットのほうが実用的です

ホノルル空港については、この記事の作成時点で、日本からの直行便に大規模な欠航は報じられていません。ただし、ホノルルからハワイ島(コナ・ヒロ)へ乗り継ぐ人は影響を受けやすいので、次の章を確認してください。

ヒロ空港で21便欠航|航空会社別の無料変更条件

ハワイ・ニュース・ナウによると、ヒロ空港ではハワイアン航空13便とサウスウエスト航空8便、合わせて21便が、金曜と土曜に欠航になりました。ハワイアン航空は、悪天候にさらされないようヒロ空港から機材を退避させていて、状況によっては空港が閉鎖される可能性もあります。コナ空港は9月25日時点で運航が続いていました。

各社の無料変更(トラベルウェイバー)の条件は次のとおりです。「いつ買った航空券か」「いつ乗る便か」「どの空港か」の3つがそろわないと対象外になる点が、いちばん見落としやすいところです。

航空会社 対象空港 購入日の条件 対象の旅行日 変更できる期間
ハワイアン航空・アラスカ航空 ヒロ(ITO) 9月23日以前に購入 9月24日〜27日 9月30日まで
デルタ航空 コナ(KOA)・カフルイ(OGG)・ホノルル(HNL) 9月24日以前に購入 9月26日〜27日 各社の案内を参照
ユナイテッド航空 ハワイ関連の対象便 記載なし 9月23日〜28日 9月22日〜10月2日(同じクラス・同じ都市間)
アメリカン航空 ホノルル・カフルイ・コナ・リフエ 記載なし 9月24日〜28日 変更手数料なし(ベーシックエコノミーも対象)
サウスウエスト航空 ヒロ・コナ 記載なし 記載なし 柔軟な再予約に対応

日本から直行便で来る人には、次のコツが役立ちます。

  • 日本の航空会社(JAL・ANA・ハワイアン航空日本発)の日本〜ホノルル直行便は、各社の運航情報ページを見てください。ウェイバーの対象かどうかは、ハワイ内の乗り継ぎ区間と航空券の種類で変わります
  • 島間移動でヒロが欠航になった場合は、コナ空港発着に切り替えるという手があります。ただしレンタカーの返却場所や宿の位置が変わるので、変更前にレンタカー会社にも連絡しておくと安心です
  • ウェイバーの条件は航空会社が随時更新します。表は9月25日時点の内容なので、手続きの前に必ず公式のトラベルアラートを開いてください

休校・公園閉鎖・避難所|ハワイ島とマウイの動き

現地では、旅行者にも影響が及ぶ動きが出ています。

  • 緊急事態宣言:連邦政府が、ハワイ州への緊急事態宣言を承認しました。ジョシュ・グリーン知事は、連邦の支援が使える体制になったと発表しています
  • 州立公園の閉鎖:ハワイ島とマウイ島の州立公園は、嵐のため閉鎖されると報じられています。ハイキングや滝、火山方面の観光は、再開が発表されるまで計画に入れないほうが安全です
  • 学校・官公庁:ハワイ島の公立学校と州・郡の事務所は木・金曜が休みになり、マウイ郡でも金曜に休校・閉庁になりました
  • 避難所:ハワイ郡のキモ・アラメダ市長は、過去に浸水した家や危険のある場所にいる人へ、嵐が強まる前に安全な場所へ移るよう呼びかけています。避難所は、開設されるごとに郡の公式情報で公開されます

ハワイ島やマウイのホテルに泊まっている人は、フロントに「避難が必要になった場合の集合場所」と「停電時の対応」を先に聞いておくと落ち着いて動けます。停電に備えて、スマートフォンの充電とモバイルバッテリーの満充電は、今のうちに済ませておきましょう。

出発日別|今から旅行する人の判断チェックリスト

「行くべきか、やめるべきか」は、いつ・どの島に行くかでほぼ決まります。9月26日時点の目安を整理しました。

あなたの状況 目安になる判断
今ハワイ島(特にヒロ・プナ方面)にいる 宿の指示と郡の避難情報が最優先。出歩かず、冠水した道路は絶対に走らない。日曜以降も路面の状態が落ち着くまで移動は控える
今マウイ島にいる ハナ方面・ハレアカラは見合わせ。西側のリゾート滞在なら影響は小さいが、ツアーの中止連絡をこまめに確認
今オアフ島(ワイキキ)にいる 通常どおり滞在できるが、土〜日曜は強風と高波に注意。海は見るだけにする。島間移動の予定があれば、航空会社の連絡を確認
9月27日〜28日にハワイ島へ行く予定 ウェイバーの対象になる可能性が高い。先に日程変更を申し込むのが安全。ヒロ着は特に欠航リスクが高い
9月末〜10月にハワイ島へ行く予定 出発日にはノロは離れている見込みだが、道路・観光地の復旧状況で体験が変わる。宿とレンタカー会社に営業状況を聞いておく
オアフ島だけの旅行(今後) 現時点では、旅行を中止する理由は見当たらない。出発前日に最新の天気予報を見れば十分

直前に慌てないために、次の項目にチェックを入れておくと安心です。

  • □ 航空会社の公式アプリで、自分の便の運航状況と通知設定をチェックした
  • □ ウェイバーの対象か(購入日・旅行日・空港)を、公式ページで見た
  • □ 宿泊先のキャンセル規定と、悪天候時の対応を予約メールで読んだ
  • □ レンタカー会社に、道路閉鎖時の返却・延長ルールを聞いた
  • □ 海外旅行保険の「旅行キャンセル・変更費用」の補償内容を見直した(クレジットカード付帯の保険では対象外のことがあります。詳しくは海外旅行保険の記事へ)
  • □ 予備の現金、モバイルバッテリー、常備薬を手元に用意した
変更するなら「先に連絡」が原則
欠航が決まってから連絡が集中すると、電話もチャットも待ち時間が長くなりがちです。ウェイバーの対象なら、欠航の連絡を待たずに先に変更しておくと、代わりの便を選びやすくなります。

よくある質問

Q. ハリケーン・ノロはワイキキに来ますか?

中心はハワイ諸島のかなり南を通る予報で、ワイキキが直撃されるコースではありません。オアフ島では、9月26日午前6時〜27日午後6時の強風注意報と、にわか雨・高波に注意してください。

Q. ノロの影響はいつまで続きますか?

ハワイ島では9月26日(土)が最も厳しく、日曜には西へ離れ始める予報です。高波注意報は27日(日)午後6時までですが、ハワイ島東部は大雨のあとで道路や川の状態が悪い日が続くことがあります。

Q. 今週末にハワイ島へ行きます。飛行機は飛びますか?

ヒロ空港は21便が欠航になっています。コナ空港は9月25日時点で運航が続いていましたが、状況で変わります。航空会社のアプリで自分の便のステータスを見て、ウェイバーの対象なら早めに変更を申し込むのが安全です。

Q. ウェイバーの対象か分かりません。どこで調べますか?

利用する航空会社の公式サイトのトラベルアラート(旅行情報)ページで、「Nolo」や「Hawaii」を探してください。日本の旅行会社経由の航空券や、ツアーに含まれる航空券は、購入した旅行会社に連絡するのが早道です。

Q. 旅行はキャンセルしたほうがいいですか?

ハワイ島の東部・南東部に9月26〜28日ごろ滞在する予定なら、日程の変更を真剣に考えてよい状況です。オアフ島だけの旅行は、今の予報では中止する必要はありません。

Q. 最新情報はどこで見ればいいですか?

公式情報は、中央太平洋ハリケーンセンター(CPHC)、アメリカ国立気象局(NWS)ホノルル予報事務所、ハワイ州緊急事態管理庁(HI-EMA)の発表が基本です。日本語では在ホノルル日本国総領事館の発信も役立ちます。SNSの投稿だけで判断せず、必ず公式の発表を見てください。

関連記事

※この記事は2026年9月26日時点(ハワイ時間9月25日夕方までの発表)で公表されている情報をもとにまとめています。ハリケーンの進路・強さ、警報の範囲、航空会社の条件は刻々と変わります。渡航前と滞在中は、航空会社・宿泊先・NWS/CPHC/HI-EMAの公式発表で最新情報をご確認ください。

暗い雨雲がハワイの火山性の海岸線に迫っている様子
ハワイ島・マウイ郡では新たな熱帯低気圧の接近で9月26日まで大雨・洪水への警戒が呼びかけられています(イメージ画像)

「またハワイでハリケーン?」と驚いた人もいると思います。ハリケーン・ローウェルがカウアイ島を襲ってからまだ3週間ほどですが、2026年9月23日、今度はハワイ島とマウイ郡を対象に新しい洪水警報(Flood Watch)が発表されました。ローウェルとは別の、新しい熱帯低気圧が原因です。我が家も9月にハワイ島へ行く予定の友人がいて、朝から「今度は大丈夫?」と連絡をもらったところです。

この記事は、2026年9月23日時点でアメリカ国立気象局(NWS)などが発表している内容を整理したものです。まだ発達途中の熱帯低気圧で、進路にも幅があります。断定的な予報ではなく、「今週ハワイ島・マウイに行く人が何を確認すればいいか」を中心にまとめました。

結論:9月23日時点のまとめ
  • NWSホノルル予報事務所がハワイ島とマウイ郡に洪水警報(Flood Watch)を発表。9月23日(水)正午〜26日(土)午後6時が対象期間
  • 原因は旧熱帯低気圧15-Eが再組織化している熱帯擾乱。48時間以内に熱帯低気圧へ発達する確率は90%。熱帯暴風雨まで発達した場合は「ノロ(Nolo)」と命名される見込み
  • 進路はまだ不確実。最も警戒されているのはハワイ島の風上(東〜北東)側・南東部とマウイの風上側で、日曜までに合計20インチ(約50cm)以上の雨が降る可能性がある
  • ハワイ島の風上・南東部は8月のハリケーン・ララですでに大雨被害を受けた地域と重なっており、地盤が緩んでいる分リスクが上乗せされている
  • オアフ島(ワイキキ)は9月23日時点で洪水警報の対象外。ただし進路次第で状況が変わる可能性はあるため、渡航直前まで確認を
  • ハリケーン・ローウェル(カウアイ島)とは別の熱帯低気圧。ローウェルの復旧状況を知りたい場合は、後述の関連記事を参照してください

何が起きている?新しい熱帯低気圧「ノロ」の状況

現在、ハワイ島の南東数百マイルの海上に、旧熱帯低気圧15-Eの残骸が再び組織化しつつあります。アメリカ海洋大気庁(NOAA)の中央太平洋ハリケーンセンター(CPHC)は、このシステムが48時間以内に熱帯低気圧へ発達する確率を90%としています。熱帯暴風雨(トロピカルストーム)まで発達した場合、ハワイ語由来の名前「ノロ(Nolo)」が付けられる予定です。

進路予測モデルにはまだ大きなばらつきがあり、「ハワイ島のすぐ南をかすめる」コースから「数百マイル離れて通過する」コースまで幅があります。8月に大雨被害をもたらしたハリケーン・ララと似た進路をたどる可能性も指摘されています。ハワイの地元メディアも「進路の確実な予測はまだ難しい」と伝えており、この記事の情報も今後変わる可能性がある前提で読んでください。

洪水警報(Flood Watch)の内容と期間

NWSホノルル予報事務所はハワイ島とマウイ郡を対象に洪水警報(Flood Watch)を発表しました。

項目 内容
対象 ハワイ島全域、マウイ郡全域(マウイ島・モロカイ島・ラナイ島を含む)
期間 2026年9月23日(水)正午 〜 9月26日(土)午後6時(ハワイ時間)
主な懸念 1フィート(約30cm)を超える降雨による、生命に関わる鉄砲水・土砂災害の可能性
その他 ハワイ島の山頂部・マウイのハレアカラ上部斜面で風速60〜70マイル(約100〜110km/h)の突風の可能性

「洪水警報(Flood Watch)」は「これから洪水が起きる可能性が高い状況」を知らせる段階で、実際に危険が迫った際は「洪水警戒(Flood Warning)」や「鉄砲水警戒(Flash Flood Warning)」に切り替わります。滞在中・渡航予定の人は、スマートフォンの緊急速報や現地ニュースの警報レベルの変化に注意してください。

予想される雨量・風・特に警戒すべきエリア

エリア 警戒レベル 想定される影響
ハワイ島 風上(ヒロ・ハマクア方面)・南東部 最高 日曜までに20インチ(約50cm)以上の降雨、鉄砲水・土砂災害の恐れ。8月のララの被害地域と重なる
ハワイ島 コナ・西側 中 風上側より影響は小さい見込みだが、進路次第で変わる
マウイ島 風上側(ハナ・ハレアカラ方面) 高 大雨と山頂部の強風。ハレアカラ方面のドライブ・観光は状況次第で見合わせを検討
マウイ島 西側(カアナパリ・ラハイナ方面) 中 風上側より影響は小さい見込み
オアフ島(ワイキキ含む) 9月23日時点で洪水警報の対象外 進路次第で今後対象になる可能性はゼロではない
カウアイ島 9月23日時点で洪水警報の対象外 ローウェルの復旧作業が続いており、追加の大雨は道路・地盤に影響しやすい点に留意

現時点の予報はあくまで目安です。実際の雨量・風は熱帯低気圧の進路がどれだけハワイ諸島に近づくかで大きく変わります。ハワイ島・マウイに滞在中、またはこれから向かう人は、CPHC(中央太平洋ハリケーンセンター)とNWSホノルル予報事務所の発表を1日1回は確認してください。

なぜハワイ島の風上・南東部が特に心配なのか

今回、最も警戒されているのがハワイ島の風上(ヒロ側)と南東部です。理由は地形的に雨雲がぶつかりやすいことに加え、この地域が8月のハリケーン・ララで既に大雨被害を受けたばかりという事情があります。一度大雨で緩んだ斜面や、増水した川は、次の大雨で土砂災害・鉄砲水が起きやすい状態が続きます。「前回被害がなかったから今回も大丈夫」とは言えない点に注意してください。

💡 ハワイ島のヒロ〜プナ方面や、川沿い・崖下のロケーションに宿泊予定の人は、ホテル・コンドミニアムに事前連絡して「大雨時の避難経路」を確認しておくと安心です。

オアフ島・ワイキキへの影響は?

2026年9月23日時点で、ワイキキのあるオアフ島は洪水警報の対象に入っていません。日本からの直行便が発着するホノルル空港も通常運航しています。ただし、進路予測にはまだ幅があり、熱帯低気圧が想定より西寄り・北寄りに進んだ場合、後からオアフ島にも注意報・警報が拡大される可能性はゼロではありません。オアフ島滞在中の人・渡航予定の人も、念のため天気予報をこまめに確認しておくと安心です。

これから旅行する人が確認すべき5つのこと

確認すること どこで・どうやって
① 自分のフライトの運航状況 利用航空会社の公式アプリ・予約確認ページ。特にコナ(KOA)・ヒロ(ITO)・カフルイ(OGG)発着便は出発前日・当日朝に必ず確認
② ハワイ島・マウイの予約済みツアー キラウエア・ハレアカラ方面のツアーやハイキングは、河川・渓谷沿いのアクティビティを中心に中止・延期になる可能性あり。主催会社へ直接確認
③ 宿泊先の状況 特にハワイ島の風上側・川沿い・崖下ロケーションのホテル、コンドミニアムは避難経路も含めて確認
④ レンタカーでの移動ルート 冠水しやすい低地・川の増水地点を通るルートは避ける。「Turn Around Don't Drown(水が出ていたら引き返す)」が基本
⑤ 最新の警報レベル Flood Watch(警報)からFlood Warning/Flash Flood Warning(警戒)へ切り替わっていないか、現地ニュースや気象庁アプリで随時確認

今のところ「ハワイ旅行そのものを中止すべき」という段階ではありません。オアフ島だけで完結する旅程なら大きな心配は不要です。ハワイ島・マウイに滞在中、またはこれから向かう人だけ、上記5点を意識しておいてください。

フライト・ツアーへの影響

2026年9月23日時点では、日本〜ホノルル間の直行便に大きな影響は報じられていません。影響が出やすいのは、ホノルルからハワイ島(コナ・ヒロ)やマウイ(カフルイ)へ向かう島間路線です。強風・大雨で遅延や欠航が発生する可能性があるため、島間移動を予定している人は特に注意してください。

アクティビティ会社によっては、悪天候時の無料キャンセル・振替に対応している場合があります。予約時の確認事項に「悪天候時の対応」が書かれていないか、事前にチェックしておくとスムーズです。

予約の変更・キャンセルと海外旅行保険

今回のように「発達するかどうか、進路がどうなるか」が直前まで読めない事象では、キャンセル・変更のルールを早めに確認しておくと落ち着いて動けます。航空会社によっては、対象空港・対象便を絞って手数料なしの予約変更に応じる「トラベルウェイバー」を出すことがあります。対象になるかどうかは、必ず予約した航空会社の公式サイトのトラベルアラートページで確認してください。

キャンセル料や宿泊費など、天候による旅行中止・変更の費用は、クレジットカード付帯の保険では対象外のことが一般的です。「旅行キャンセル費用」「旅行変更費用」を補償する海外旅行保険に入っているかどうかで、いざというときの負担が大きく変わります。次回以降の旅行に向けて、一度保険の中身を見直しておくのもおすすめです。

ハリケーン・ローウェルとは別の話です

紛らわしいので整理しておくと、今回の洪水警報は9月上旬にカウアイ島を襲ったハリケーン・ローウェルとは別の熱帯低気圧が原因です。ローウェルはすでに温帯低気圧化し、カウアイ島では引き続き復旧作業が進んでいます(カウアイ島の最新状況は関連記事を参照してください)。今回の熱帯低気圧はハワイ島・マウイ方面が主な対象で、カウアイ島は9月23日時点で今回の洪水警報の対象に入っていません。ただし、地盤が緩んだ状態が続いているカウアイ島にとって、追加の大雨は決して歓迎できる話ではなく、今後の状況次第では注意が広がる可能性もあります。

よくある質問

Q. 来週ハワイ島に行く予定です。旅行はキャンセルすべき?

2026年9月23日時点では、キャンセルを判断する段階ではありません。まずは洪水警報の期間(9月26日午後6時まで)が過ぎるまでの天気予報・警報レベルを確認し、自分のフライトと宿泊先が予定どおりか出発前にチェックしてください。

Q. オアフ島(ワイキキ)だけの旅程です。影響はありますか?

9月23日時点でオアフ島は洪水警報の対象外です。ホノルル空港も通常運航しています。進路が変わる可能性はゼロではないため、渡航直前に天気予報を確認しておくと安心です。

Q. 「ノロ」というハリケーンが来るのですか?

まだハリケーンではありません。現在は熱帯低気圧へ発達する確率90%の熱帯擾乱の段階で、熱帯暴風雨まで発達した場合に「ノロ」と命名される見込みです。ハリケーンまで発達するかどうかは、この記事の時点では分かっていません。

Q. ハリケーン・ローウェルの被害とは関係がありますか?

今回は別の熱帯低気圧で、ローウェルとは直接関係ありません。ただし、ハワイ島は8月のハリケーン・ララで、カウアイ島はローウェルで、それぞれすでに大雨・強風の被害を受けており、地盤が緩んだ状態での追加の大雨という点で警戒が強まっています。

Q. 最新情報はどこで確認すればいいですか?

公式情報は、アメリカ国立気象局(NWS)ホノルル予報事務所と中央太平洋ハリケーンセンター(CPHC)の発表が基本です。日本語では、在ホノルル日本国総領事館やハワイ州観光局の公式サイトも緊急情報を発信しています。SNSの噂だけで判断せず、必ず公式情報を確認してください。

関連記事

※この記事は2026年9月23日時点で公表されている情報をもとにまとめています。熱帯低気圧の進路・発達状況、警報の範囲は今後変わる可能性があります。渡航前に航空会社・宿泊先・NWS/CPHCの公式発表で最新情報をご確認ください。

旅行の予約情報を確認しているスマートフォンとハワイ諸島の地図、朝の柔らかい光が差し込む部屋
カウアイ島への旅行を控えているなら、まず公式の呼びかけと最新の復旧状況を確認したい(イメージ画像)

「カウアイ島のホテルを予約しているけど、このまま行っていいのか分からない」——2026年9月11日時点で、そう感じている人は少なくないと思います。ハリケーン・ローウェルの通過から3日たち、状況は刻一刻と変わっています。我が家も次の旅程でカウアイ立ち寄りを検討していたので、他人事ではありません。

9月10日、ハワイ州観光局(HTA)が公式に「カウアイ島への旅行は延期するか、他の島への振替を検討してほしい」と呼びかけました。これは9月9日時点の「様子を見て確認を」という段階から一歩踏み込んだ、公式機関からの明確なメッセージです。この記事では、なぜそう呼びかけられているのか、電力復旧はどこまで進んでいるのか、そして自分の予約をどうすべきかを整理します。

結論:9月11日時点のまとめ
  • ハワイ州観光局(HTA)が9月10日、カウアイ島への旅行は延期・他島への振替を検討してほしいと正式にコメント。「ハワイ旅行そのものを取りやめるのではなく、行き先を調整してほしい」という内容
  • グリーン州知事は被害額が4億ドル(約600億円)を超えるとの見通しを示し、大規模災害宣言をホワイトハウス・FEMAへ迅速に申請中
  • カウアイ島の電力は9月11日午前時点で約56%が復旧。北岸のハナレイ・コケエなど一部地域は「数週間」かかる見込みだが、1992年のイニキ台風のような1か月超にはならない見通し
  • オアフ島(ワイキキ)・マウイ島・ハワイ島は通常どおり旅行できる。影響が続いているのはカウアイ島とニイハウ島周辺のみ
  • カウアイ島に近い予約がある人は、キャンセルではなくまず宿泊先・航空会社へ延期や振替の相談を

ハワイ州観光局(HTA)が呼びかけた「延期・振替」とは

9月10日、ハワイ州観光局(Hawai'i Tourism Authority)のキャロライン・アンダーソン暫定会長兼CEOが、カウアイ島に近く旅行予定がある人へ向けて次のように呼びかけました。

「私たちが望んでいるのは、旅行者がハワイ旅行そのものを取りやめるのではなく、旅程を調整してくれることです。旅程を調整すれば、カウアイ島が復旧している間も、ハワイ滞在自体は続けながら、州全体の観光経済を支えることができます」

ポイントは「ハワイ旅行を諦めてほしい」ではなく「行き先・時期を調整してほしい」という点です。実際、地元の元観光業幹部や長年のカウアイ在住者からも「今カウアイ島に行っても、期待しているような姿は見られない」という声が上がっており、HTAの呼びかけはこうした現地の実感とも一致しています。

なぜ今カウアイ島へ行くべきではないのか

理由はシンプルで、島全体が「観光客を迎える余力」より「住民の生活を立て直す」ことを優先している段階だからです。

  • 食料・電力・ガソリンの不足:停電の影響で冷蔵・冷凍設備が止まった店舗が多く、食料品や燃料の供給が住民優先になっています。観光客が普段どおりの買い物・給油をしようとしても、店側が対応しきれない場面が出ています。
  • 宿泊施設は被災者の受け入れを優先:ホテルやバケーションレンタルの一部は、自宅を失った住民や停電が長引くエリアの住民の受け入れ場所になっています。観光客向けの通常サービス(清掃頻度・レストラン営業時間など)が制限されている施設もあります。
  • インフラ復旧の作業車両が優先:道路には電力会社・州の復旧車両が多数出動しており、観光客のレンタカー移動が復旧作業の妨げになる場面も指摘されています。

つまり「危険だから行くな」というより、「今行っても観光客自身も困るし、島の復旧の妨げにもなりやすい」という現実的な理由です。

被害総額600億円超と大規模災害宣言の申請状況

グリーン州知事は9月9日、ハリケーン・ローウェルによるカウアイ島の被害額について「初期の見積もりで4億ドル(約600億円)を超える」との見通しを示しました。これは8月のハリケーン・ララによる被害を上回る規模です。

項目 状況(9月11日時点)
被害額の見積もり 4億ドル(約600億円)超。過去のハリケーン・ララの被害を上回る
大規模災害宣言 9月9日、グリーン州知事がホワイトハウス・FEMAへ迅速な承認を要請。承認されれば公共インフラの復旧費用の多くが連邦補助の対象になる
人的被害 オアフ島でテント生活をしていた男性1人が倒木により死亡。カウアイ島での死亡報告はなし(9月11日時点)

災害宣言が承認されれば、道路・港・電力インフラの復旧が加速する可能性があります。ただし承認や実際の支援開始までには一定の時間がかかるため、「宣言が出た=すぐ元通り」ではない点は理解しておきたいところです。

電力復旧はどこまで進んだ?(9月11日時点)

カウアイ島電力協同組合(KIUC)によると、通過直後は会員約36,000戸のうち9割前後が停電していましたが、その後の復旧作業で状況は日ごとに改善しています。

日付 電力復旧状況
9月8日(通過直後) 約9割が停電
9月9日午前 約25%が復旧。カウアイ内3病院のうち2院で復旧
9月10日午前 約56%が復旧。3病院すべてで電力復旧。送電線の約63%が修復済み
9月11日午前 56%前後で推移。カパア・ハナマウル・リフエ・プヒ・コロア・ポイプ・ワイメアなどで復旧が進む

KIUCのビッセルCEOによると、北岸(ハナレイ)やワイニハ、コケエなど末端エリアは復旧まで「数週間」かかる見込みです。ただし1992年のイニキ台風のときのような1か月超の停電にはならない、との見通しも示しています。ハワイ電力(HECO)の応援チームや復旧用の資材が船で島へ運び込まれており、復旧のペース自体は加速しています。

オアフ・マウイ・ハワイ島は普通に旅行できる

ここまで読むと「ハワイ旅行全体が危ないのでは」と不安になるかもしれませんが、そうではありません。影響が集中しているのはカウアイ島(とニイハウ島)だけです。

  • オアフ島(ワイキキ):通過直後に一時停電がありましたが、9月9日には学校・行政も通常再開済み。日本からの直行便が発着するホノルル空港も通常運用が続いています。
  • マウイ島・ハワイ島:高波・道路上の飛散物などの影響はあったものの、大きな被害の報告はなく、通常どおり旅行できる状態です。

ハワイ州観光局も「ハワイ全体が閉ざされているわけではなく、通常営業を続けている」というスタンスを繰り返し発信しています。カウアイ島以外を目的地にした旅行なら、予定どおり進めて問題ない状況です。

カウアイ島の予約、キャンセルすべき?延期すべき?

カウアイ島に近い予約(おおむね9月中〜10月頭)がある場合の考え方を整理します。

出発予定時期 考え方の目安
1〜2週間以内 HTAの呼びかけどおり、延期または他島(オアフ・マウイ・ハワイ島)への振替を検討。宿泊先が受け入れ可能かを必ず個別に確認する
1か月前後先 出発の1〜2週間前まで様子を見てOK。復旧の進み方次第で状況が大きく変わるため、早すぎる判断は不要
2か月以上先 現時点でキャンセル・変更を急ぐ必要はなし。出発が近づいたタイミングで改めて最新情報を確認する

大事なのは「即キャンセル」ではなく、宿泊先・航空会社・現地ツアー会社に直接連絡して、受け入れ可否と延期・振替の選択肢を確認することです。多くの事業者が今回の件で柔軟な対応を用意しています。

航空会社・宿泊施設の予約変更対応

リフエ空港(カウアイ島)発着便を中心に、各航空会社が手数料なしの予約変更・払い戻しに応じる特別対応(トラベルウェイバー)を継続しています。対象となる購入日・振替期限は航空会社ごとに異なり、時間の経過とともに条件が変わることもあるため、必ず自分が予約した航空会社の公式サイトの「トラベルアラート」ページで最新条件を確認してください。

宿泊施設についても、カウアイ島の一部ホテル・バケーションレンタルは被災した住民の受け入れを優先しているため、通常の観光客向け予約を一時的に制限しているケースがあります。予約サイト経由で取った場合は、宿泊先とサイト運営会社の両方に状況を確認するのが確実です。

💡 旅行がキャンセル・中断になった場合の費用は、クレジットカード付帯の保険だけではカバーされないことが多いです。「旅行キャンセル費用」の補償が付いた海外旅行保険に入っているかどうかを、出発前にもう一度確認しておくと安心です。

いつになったら「普通に旅行していい」と言えるのか

明確な「解禁日」が発表されているわけではありませんが、次のような公式発表が出れば、状況が大きく前進したサインになります。

  • KIUCから「全域でおおむね電力復旧」のアナウンスが出る
  • カウアイ郡から学校・行政機関の通常再開(すでに一部は再開済みですが全域での再開が目安)が発表される
  • ハワイ州観光局が「カウアイ島も通常どおり受け入れ可能」と呼びかけを更新する
  • 主要ホテル・レンタカー会社が通常営業への復帰を案内する

この記事は今後の状況に応じて更新していく予定です。カウアイ島への旅行を検討している場合は、出発直前まで公式情報を確認し続けることをおすすめします。

よくある質問

Q. オアフ島(ワイキキ)だけの旅行なら、今すぐ行っても大丈夫ですか?

A. はい。オアフ島は9月9日から学校・行政も通常再開しており、ホノルル空港も通常運用が続いています。ワイキキ中心の旅程であれば、通常どおり進めて問題ない状況です。

Q. カウアイ島発着の航空券をすでに買っています。キャンセル料はかかりますか?

A. リフエ空港発着便を中心に、多くの航空会社が手数料なしの予約変更・払い戻しに応じる特別対応を行っています。対象条件は航空会社ごとに異なるため、公式サイトのトラベルアラートで確認してください。

Q. 「延期・振替」の呼びかけは、いつまで続きますか?

A. 明確な終了時期は示されていません。電力復旧やインフラの回復状況を見ながら、ハワイ州観光局が随時呼びかけを更新するとみられます。出発が近づいたら改めて最新情報を確認してください。

Q. カウアイ島以外の島(マウイ・ハワイ島)に振り替えることはできますか?

A. 多くの航空会社・旅行会社が振替に応じています。ハワイ州観光局も「ハワイ旅行自体を取りやめるのではなく、他の島への振替」を推奨しているため、旅行会社や予約サイトに相談してみる価値があります。

関連記事

情報源:ハワイ州知事オフィス発表(2026年9月9日)/Hawaii News Now/Maui Now/Kauai Now/Honolulu Star-Advertiser/Hawai'i Public Radio/Go Visit Hawaii/カウアイ島電力協同組合(KIUC)発表。状況は変化するため、渡航直前に航空会社・宿泊先・ハワイ州観光局の公式情報を必ずご確認ください。

嵐が通り過ぎた翌朝のハワイの海岸。雲の切れ間から日が差し、ヤシの葉が少し落ちている
ハリケーン・ローウェルはカウアイ島の西を通過しました。オアフ島は9月9日時点でほぼ平常に戻っています(イメージ画像)

「予約したハワイ旅行、直前にハリケーンのニュースが出てきて不安」——2026年9月、そんな人が多いと思います。ハリケーン・ローウェルは9月7〜8日にハワイ諸島へ最接近し、カウアイ島とニイハウ島のすぐ西の海上を通過しました。8月のハリケーン・ララから1か月もたたないうちの2度目で、我が家も家族の旅程を抱えているので、ニュースが出るたびに気が気じゃありませんでした。

この記事は、通過が終わった2026年9月9日時点で分かっていることを整理したものです。結論を先に言うと、被害が大きかったのはカウアイ島で、日本人旅行者の多くが滞在するオアフ島(ワイキキ)はほぼ平常に戻っています。ただし「今から行く島」と「時期」によって、確認すべきことが変わります。

結論:9月9日時点のまとめ
  • ローウェルは最接近時カテゴリー2。中心はニイハウ島の西およそ30マイルを通過し、1992年のイニキ以来、主要4島に最も近づいたハリケーンになった
  • カウアイ島は電力会社の約9割が停電、記録的な大雨と道路被害。復旧は「数日〜地域によってはそれ以上」との見通し
  • オアフ島(ワイキキ・アラモアナ)は突風で一時最大2〜3万戸が停電したものの、9日夕方までにほぼ復旧。学校・行政も9日から通常再開
  • リフエ空港(カウアイ島)は9月7日午後に閉鎖、9月8日午前に再開。ホノルル空港は運用継続
  • これからオアフ島へ行く人はおおむね予定通りでOK。カウアイ島へ行く予定の人は、宿泊先が通常営業しているかと現地の状況を先に確認しておきたい

ローウェルは結局どうだった?(通過後にわかったこと)

ハリケーン・ローウェルは8月27日に発生し、9月2日には中心気圧が920ヘクトパスカル台まで下がるカテゴリー5まで発達しました。中央太平洋でカテゴリー5に達したのは2018年のワラカ以来です。その後は勢力を落としながら北へ進路を変え、ハワイ諸島に最接近した9月8日(現地時間)の時点ではカテゴリー2(最大風速およそ時速110マイル=約180km)まで弱まっていました。

中心はカウアイ島の西隣にあるニイハウ島の西およそ30マイルを通過。直撃はまぬがれましたが、暴風域と大雨の右側がカウアイ島にかかりました。米メディアは「1992年のハリケーン・イニキ(カテゴリー4)以来、ハワイの主要4島に最も接近したハリケーン」と伝えています。ハワイ州では9月8日に州として初めての竜巻注意情報も出ました。

ハワイ州知事は9月3日の時点で緊急事態を宣言(有効期間は11月1日まで)。州兵約129人と高床式車両6台が動員され、州全体の被害額は1億ドル(約150億円)を超えると報じられています。人的被害は、オアフ島でテント生活をしていた男性1人が倒木で亡くなったことが確認されています。

島ごとの被害と、今の状況

2026年9月9日時点で報じられている、島ごとの被害と旅行者への影響の目安です。状況は日々変わるので、渡航直前に各島の郡(County)や航空会社の発表を確認してください。

島 主な被害 旅行者への影響(9/9時点)
カウアイ島 島の約9割が停電、ハナレイ付近で約17.5インチ(445mm)の大雨、幹線道路の複数個所で路肩崩壊・土砂・倒木。ポイプ周辺で住宅損壊、ポートアレン港が損傷 影響大。停電・断水・道路閉鎖が継続。郡の公園・キャンプ場・州立公園は当面閉鎖。学校・行政は9/11(金)まで休み
ニイハウ島 最接近ルートに位置。一般旅行者は立ち入れない私有島 旅行の対象外
オアフ島(ワイキキ) トロピカルストーム級の突風で一時2〜3万戸が停電、倒木、南岸の高波。ワイキキ中心部の大きな被害は報じられていない ほぼ平常。停電は9/9夕方までにおおむね復旧。学校・行政・大学は9/9から通常再開
ハワイ島 大雨と高波。西側(コナ側)で高波の影響 おおむね平常。山間部の道路やトレイルは念のため事前確認
マウイ島 高波、道路上の飛散物、一部の公園・施設が一時閉鎖 おおむね平常。海沿いの道路情報を確認

ざっくり言うと、カウアイ島だけが「復旧モード」、ほかの島は「ほぼ通常」という状態です。8月のハリケーン・ララのときは被害の中心がハワイ島でしたが、今回はカウアイ島に入れ替わった、という理解でいいと思います。

カウアイ島の停電・断水・道路

一番影響が大きいカウアイ島の状況を、もう少し具体的に整理します。

  • 停電:島の電力を担うカウアイ島電力協同組合(KIUC)の会員のうち、9月8日時点で約33,000戸(全体の約9割)が停電。送電・配電網の被害が広範囲で、当局は「復旧には数日、地域によってはそれ以上かかる可能性がある」と説明しています。約1,500マイル分の電線を1本ずつ点検している段階です。
  • 断水・節水:停電でポンプが止まり、島全域で水道に影響。カウアイ郡水道局は島全体の節水要請を出しています。宿泊予定の人は、水の出が悪い・断水の可能性を想定しておくと安心です。
  • 道路:ハナレイ橋付近のクヒオ・ハイウェイ、ケカハ周辺のカウムアリイ・ハイウェイなどで路肩崩壊や土砂・飛散物による通行止め・片側通行が発生。ノースショア方面やワイメア方面へは、移動前に郡の道路情報を確認してください。
  • 海の水質:ハワイ州保健局が島全域にブラウンウォーター(茶色い濁り水)勧告を発表。大雨で下水や化学物質が海へ流れ込んでいる可能性があるため、当面カウアイ島での遊泳・マリンアクティビティは見合わせが呼びかけられています。
💡 カウアイ島は停電が残る地域でカード決済が使えないことがあります。到着後しばらくは現金を少し多めに持っておくと、食事や買い物で困りにくいです。

リフエ空港とフライトはどうなった?

空港 9月9日時点の状況
リフエ空港(LIH/カウアイ島) 9月7日午後に閉鎖。滑走路とターミナルの点検を経て9月8日午前に再開。ハワイアン航空・アラスカ航空が一時運休した便を順次再開中。遅延・欠航が残る可能性あり
ホノルル空港(HNL/オアフ島) 運用は継続。日本からの直行便が発着する空港で、通常どおり。ただし乗り継ぎの離島便は上流の影響で遅れることがある
ヒロ空港(ITO/ハワイ島) 接近前に一部の便が運休。現在は運航再開

日本からの直行便(JAL・ANA・ハワイアン航空・ZIPAIRなど)はすべてホノルル空港発着です。ホノルル空港は閉鎖されておらず、日本〜ホノルルの直行便そのものへの直接的な影響は今のところ限定的です。影響が大きいのはホノルルで乗り継いでカウアイ島(リフエ)へ向かう離島区間です。

フライトの状況は、出発前日と当日の朝に航空会社の公式アプリ・サイトで自分の便を直接確認してください。「空港が開いている=自分の便が予定通り」ではありません。

ワイキキ・オアフはいつも通り過ごせる?

2026年9月9日時点では、オアフ島・ワイキキはおおむね通常に戻っています。

  • オアフ島の停電は一時2〜3万戸規模でしたが、9日夕方までにおおむね復旧の見込み。
  • 州・郡の行政、公立学校、ハワイ大学は9月9日から通常再開。観光の中心部が動いていることの目安になります。
  • オアフ島に出ていた熱帯低気圧の警報は解除済み。
  • ワイキキ中心部の大きな建物被害・商業施設の長期休業は報じられていません。

ただし、南向き・西向きの海岸では大きなうねりと危険な離岸流がしばらく続きます。ワイキキビーチやアラモアナ・ビーチパークでも、数日は「腰から胸くらいまでで、波が高いと感じたら上がる」くらいの慎重さがちょうどいいです。ライフガードの旗と指示に必ず従ってください。

これからハワイへ行く人が確認する5つのこと

数日後〜数週間後にハワイ(特にオアフ島)へ行く予定の人向けのチェックリストです。

確認すること どこで・どうやって
① 自分のフライトの運航状況 航空会社の公式アプリ/予約確認ページ。出発の前日と当日の朝に見る
② 離島へ行くなら、その島の郡の発表 カウアイ郡・マウイ郡・ハワイ郡の公式サイト/SNS。道路・公園・断水の情報
③ 予約済みのツアー・アクティビティの催行可否 予約した主催会社へ直接連絡。海系は高波・水質勧告で中止のことがある
④ 宿泊先が通常営業しているか ホテル・バケーションレンタルへメールか電話。特にカウアイ島は必須
⑤ ビーチ・遊泳の可否 高波警報・ブラウンウォーター勧告の有無。現地のライフガードの旗

オアフ島だけで完結する旅程なら、②〜④の心配はほぼ不要です。ハワイ観光局は「今後数週間に予約がある旅行者は、航空会社と宿泊先を確認しつつ、基本的には予定どおりの渡航を」と案内しています。

カウアイ島へ行く予定の人へ

直近(9月中)にカウアイ島の予約がある場合は、少し慎重に動いたほうがいいです。

  • まず宿泊先に「通常どおり受け入れ可能か」を直接確認する。停電・断水で一部の宿は受け入れを停止しています。海沿いの一部リゾートは高潮で浸水した施設もあります。
  • ハワイ観光局は「状況が落ち着くまで、他の島へ振り替えることも検討してほしい」と案内しています。オアフ島やマウイ島への変更ができないか、旅行会社・予約サイトに相談する価値があります。
  • ノースショア(ハナレイ、ハエナ州立公園、カララウ・トレイル方面)は道路被害と閉鎖が続いています。この方面が旅の主目的なら、日程をずらせないか検討を。
  • レンタカーで動く予定なら、郡の道路通行情報を毎朝確認。復旧作業車が多く、通行止めが日替わりで変わります。

予約の変更・キャンセルと海外旅行保険

ハリケーンのように「起きるかどうか」が直前まで読めない事象では、変更・キャンセルのルールを早めに把握しておくと落ち着いて動けます。

航空会社の特別対応(トラベルウェイバー)

今回、リフエ発着を中心に、航空会社が手数料なしの予約変更・払い戻しに応じる特別対応を出しました。一般的に、こうしたウェイバーには「いつまでに買ったチケットが対象か」「いつまでに振り替えれば追加料金なしか」という期限があります(今回のケースでは購入期限が9月上旬、振替期限が9月11日前後で案内されています)。対象かどうかは、必ず自分が予約した航空会社の「トラベルアラート」ページで確認してください。日付が過ぎると通常の変更手数料に戻ります。

海外旅行保険・クレジットカード付帯

旅行がキャンセル・中断になったときの費用(航空券のキャンセル料、宿泊費など)は、「旅行キャンセル費用」「旅行変更費用」の補償が付いた保険でないとカバーされないことが多いです。クレジットカード付帯の保険は治療・救援が中心で、天候によるキャンセル料までは対象外というケースが一般的です。すでに出発が迫っている場合、後から加入できる保険は限られます。次回以降の旅行に向けて、契約中のカード付帯保険の中身と、キャンセル費用補償の要否を一度確認しておくのがおすすめです。

保険金請求では、欠航証明・気象警報の記録・宿泊キャンセルのメールなどの証拠を残しておくことが重要です。スクリーンショットで日付が分かる形で保存しておきましょう。

高波とビーチの安全

ハリケーン本体が去っても、うねりは数日遅れて届き、しばらく残ります。今回もハワイ全島の南向き海岸に高波警報が出され、20〜30フィート(6〜9m)級の波が観測されました。

  • 波が高い日は、遊泳できても離岸流(リップカレント)が強くなります。膝〜腰より深いところに入らない、子どもから目を離さない、が基本です。
  • 岩場・防波堤・撮影スポットでの「波打ち際に近づいての記念撮影」は、この時期は特に危険です。背後から大きな波が来て足をすくわれる事故が毎年起きています。
  • カウアイ島は当面ブラウンウォーター勧告が出ています。濁った水は感染症のリスクがあるため、勧告中は海に入らないでください。
  • 迷ったらライフガードのいるビーチで、旗の色と指示に従う。赤旗二重は遊泳禁止です。

よくある質問

Q. 来週オアフ島へ行きます。旅行はキャンセルすべき?

2026年9月9日時点では、その必要はまず無い見込みです。オアフ島は停電も復旧し、行政・学校も通常再開しています。フライトと宿泊先の状況を出発前に確認すれば、通常どおり楽しめる状況です。

Q. カウアイ島の予約があります。行けますか?

9月中の直近日程なら、まず宿泊先に受け入れ可否を確認してください。停電・断水・道路閉鎖が続いており、ハワイ観光局は状況が落ち着くまで他島への振り替えも検討するよう案内しています。日程に余裕があれば、後ろにずらすのも選択肢です。

Q. ホノルル空港は動いていますか?

はい。ホノルル空港は閉鎖されておらず、日本からの直行便も通常どおりです。閉鎖されたのはカウアイ島のリフエ空港で、こちらも9月8日午前に再開しています。

Q. 予約変更に手数料はかかりますか?

航空会社が出した特別対応(トラベルウェイバー)の対象なら、期限内の変更は手数料なしになる場合があります。対象チケットの購入日と振替期限が決まっているので、予約した航空会社のトラベルアラートページで必ず確認してください。

Q. ハワイのハリケーンシーズンはいつですか?

中央太平洋のハリケーンシーズンは6月1日〜11月30日で、統計的なピークは8月下旬〜9月中旬です。2026年はこの時期にララ・モケ・ローウェルと続きました。9〜10月に旅行する人は、渡航2週間前くらいから中央太平洋ハリケーンセンター(CPHC)の情報を時々チェックしておくと安心です。

関連記事

※この記事は2026年9月9日時点で公表されている情報をもとにまとめています。停電の復旧状況、道路・公園の開閉、フライトの運航は日々変わります。渡航前に航空会社・宿泊先・各郡の公式発表で最新情報をご確認ください。

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