家族4人で“ほぼ無料”ハワイ旅へ。
旅マネ父ちゃんが、ハワイ最新情報・マイル・節約術を実体験で発信。
家族旅行をもっと近く、もっと自由に。

👉 【旅マネ式・家族旅行を安くする完全ガイドはこちら】
https://note.com/tabimane_dad

ハワイ旅行準備

コンドミニアムに泊まると、気になるのが「食材をどこで買うか」です。コストコで一気に買うのか、近所のスーパーで少しずつ買うのか、それとも宅配に頼るのか。滞在日数や車の有無で、正解は変わります。この記事では、各社の公式情報をもとに、場所・営業時間・支払い・宅配の仕組みを整理し、日本で作ったコストコの会員証やカードが使えるかどうかも書きました。

先に結論:車があって10日前後の滞在ならコストコ、車なしや短期ならスーパー+宅配

  • コストコの会員証は世界中の倉庫店で使えます(譲渡不可)
  • 米国の倉庫店で使える支払いはVisa・デビット・現金など。公式の一覧にMastercardはありません
  • 夜遅い到着ならセーフウェイ(カパフル店)は24時間営業
  • 宅配のInstacartは、配達料とは別にサービス料がかかり、チップも別です

目次

コンドミニアムのキッチンカウンターに並んだ食料品と水筒
コンドミニアムでの食料調達のイメージ画像

3つの買い方を比較

方法手間費用の考え方向いている人
コストコ車が要る。大きな量で買う量が多いぶん1回の買い物額は大きくなる10日前後の滞在・家族連れ・レンタカーあり
現地スーパー徒歩やバスでも行ける店がある少量ずつ買える。コストコより割高に感じる場合もレンタカーなし・数日の滞在
宅配(Instacart)アプリで注文。部屋まで届く商品代のほか配達料・サービス料・チップがかかる到着日に動けない・車がない

我が家は10日ほど滞在することが多く、朝食は部屋で食べる日がほとんどです。そのため到着日にコストコへ行き、卵・ソーセージ・スパム・サラダなどをまとめて買っています。短い滞在なら、ここまで買い込む必要はありません。

コストコ:会員証と支払いの注意

公式の会員規約には「会員証は世界中のコストコ倉庫店で有効で、譲渡できない」とあります。実際に、日本で作った会員証はハワイのコストコでも使えました。

つまずきやすいのは支払いです。米国の倉庫店で使える支払いは、公式ではVisa・デビット/ATMカード・現金・小切手・EBT・コストコのショップカードとされていて、Mastercardは一覧にありません。日本で発行したVisaカードはハワイのコストコで使えました。一方、日本のコストコで作ったクレジットカードは、ハワイでは使えませんでした。ブランドごとの対応は変更されることがあるので、行く前に自分のカードのブランドを確認し、念のため現金かVisaカードを用意しておくと安心です。

会員でなくても使えるもの

コストコのショップカードは、非会員でも一部の購入に使えます。処方薬など、法律上、非会員でも買えるものもあります。食料品を普通にまとめ買いしたい場合は、会員証があるほうが確実です。

主要スーパーの場所と営業時間

行き先場所・営業時間向いている使い方
コストコ(イワイレイ)525 Alakawa St/一般会員は月〜金10:00〜20:30・土9:30〜19:00・日10:00〜19:00到着日のまとめ買い。卵・ソーセージ・サラダ・水など
フードランド・ファームズ アラモアナ1450 Ala Moana Blvd/毎日6:00〜22:00ワイキキから近く、足りないものの買い足し
セーフウェイ(カパフル)888 Kapahulu Ave/24時間営業夜遅い到着、深夜の買い出し
タイムズ(カイムキ)3221 Waialae Ave/毎日6:00〜23:00ローカル向けの品ぞろえを見たいとき

営業時間は2026年10月時点の各社公式ページの情報です。祝日や店舗の事情で変わる場合があるので、行く直前に公式ページで確認してください。コストコにはイワイレイのほか、ハワイカイ(333A Keahole St)、ワイピオ、カポレイの店舗もあります。

フードランド・ファームズ アラモアナは、オンラインで注文して店頭受け取りや配達にも対応しています。セーフウェイ(カパフル店)も宅配と店頭受け取り(DriveUp&Go)がありますが、受付時間は公式ページに記載がありません。

宅配(Instacart)の仕組みと費用

ホノルルではInstacartで配達してもらえます。対象店にはコストコ・セーフウェイ・タイムズなどがあります(フードランドは対象店の一覧に出ていません)。配達時間は9時〜深夜0時です。

  • 配達料は、店・時間帯・注文額で変わります(一律の料金表はありません)
  • サービス料は場所や商品で変わり、チップとは別のものです
  • チップは100%買い物担当者に渡ります
  • 税は店頭と同じです
  • Instacart+(年$99または月$9.99)に入ると、対象の注文は配達料が$0になります。コストコは$35以上の注文が対象です

短い旅行のために会員になるかは、注文回数しだいです。1〜2回しか頼まないなら、月額プランのほうが負担は小さく済みます。なお、宅配の商品価格が店頭と同じかどうかは公式に明記がないため、注文前にアプリの表示で確認してください。

買い物で失敗しにくいコツ

  • 調味料は日本から持っていく:醤油などは現地で買うとかなり高く感じます。我が家は小さいボトルを持参しています
  • 水筒を持っていく:現地の飲料水は高いので、部屋で水を入れて持ち歩けると助かります
  • 日本の価格を知っておく:現地の商品は日本より高い場合があります。渡航前によく買うものの日本価格を見ておくと、割高かどうか判断できます
  • 到着日に買うものを絞る:朝食用の卵・パン・果物と水があれば、初日は困りません。残りは滞在しながら買い足せます
  • 夜に着くなら24時間営業の店を候補に:セーフウェイ(カパフル店)なら遅い時間でも買い出しできます

よくある質問

日本で作ったコストコの会員証は使えますか?

使えます。会員証は世界中の倉庫店で有効です。ただし本人以外は使えません。

日本のコストコのクレジットカードは使えますか?

我が家の場合、ハワイでは使えませんでした。日本で発行したVisaカードは使えたので、Visaカードか現金を持っていくと安心です。

レンタカーがなくてもコストコに行けますか?

行けますが、大量の荷物を持ち帰りにくくなります。車がない場合は、近所のスーパーで少量ずつ買うか、宅配を使うほうが現実的です。

宅配の手数料はいくらですか?

配達料・サービス料は店や時間帯、注文額で変わり、一律の料金表はありません。注文画面で確認できます。チップは別にかかります。

※この記事にはPR(アフィリエイトリンク)を含みます。

ワイキキからも見えるダイヤモンドヘッドは、ハワイ旅行で「一度は登ってみたい」場所の代表です。ただし今は、旅行者がふらっと行って入れる場所ではありません。事前予約が必要で、車で行くか行かないかで予約の中身も変わります。この記事では、ハワイ州の公式情報をもとに、予約・入場料・駐車場・時間枠・キャンセルまで、初めて行く人が迷いやすいところを順番にまとめます。

先に結論:旅行者は予約必須。入場料$5+車なら駐車$10、予約は最大30日前から

  • ハワイ州外からの旅行者は、入場も駐車も事前予約が必要(予約なしでは入れない)
  • 入場料は1人$5(3歳以下は無料)、駐車は1台$10
  • 営業は毎日6:00〜18:00。最終の予約枠は16:00で、入場できるのは16:30まで
  • 支払いはクレジットカードのみ、オンラインでの事前購入のみ
  • クリスマスと元日は休園

目次

ダイヤモンドヘッドとワイキキの海を見渡す展望地に立つ家族
ダイヤモンドヘッドとワイキキの海を望むイメージ画像(実際の登山道の写真ではありません)

予約は必要?誰が必要?

2022年5月12日から、ハワイ州外からの旅行者は、ダイヤモンドヘッドへの入場と駐車の両方に事前予約が必要になりました。予約なしで行っても入れないので、旅行の日程が決まったら早めに押さえておきましょう。

ハワイ州の居住者は、ハワイ州のIDや運転免許証を見せれば入場も駐車も無料です。ただし、居住者と一緒に行く旅行者は免除されず、入場チケットを事前に買う必要があります。現地の知り合いと一緒に行く場合も、自分の分の予約は忘れずに。

入場料・駐車料金の一覧

項目 旅行者(ハワイ州外) ハワイ州居住者
入場料1人 $5(3歳以下は無料)無料(ID提示)
駐車料金(一般の車)1台 $10無料(ID提示)
支払い方法クレジットカードのみ・オンラインで事前購入

たとえば大人2人と子ども2人(4歳以上)の家族がレンタカーで行く場合、入場料$5×4人+駐車$10で、合計$30になります。

料金は2026年10月時点のハワイ州土地天然資源局(DLNR)の公式ページの情報です。料金は変更される場合があるので、予約時に公式予約サイトの表示を確認してください。

予約の流れ

  1. ハワイ州立公園の公式予約サイト(gostateparks.hawaii.gov)のダイヤモンドヘッドのページを開く
  2. 行く日を選ぶ(予約は最大30日前から)
  3. 時間枠を選ぶ(最初の枠は6:00、最後の枠は16:00)
  4. 人数分の入場チケットを選び、車で行く場合は駐車も一緒に予約する
  5. クレジットカードで支払う

入場と駐車の予約は、公式予約サイトで直接できます。行く日が決まったら、早めに予約しておくと安心です。

車で行く人・車なしの人の違い

車で行く(公園内に駐車) 徒歩・送迎で行く
必要な予約駐車+人数分の入場人数分の入場
到着予約した時間枠の最初の30分以内に到着
退出駐車予約の終了時刻までに出る終了時刻の決まりなし(18:00の閉門まで)

車で行く場合は「予約した時間の終わりまでに駐車場を出る」決まりがあるので、登山の時間に余裕を持った枠を選んでおくと安心です。徒歩や送迎で入る人には退出時刻の決まりはありませんが、入場チケットは必要です。

レンタカーを借りるか迷っている人は、ハワイのレンタカーは必要?不要?も参考にしてください。

時間枠の選び方

  • 朝の早い枠:最初の枠は6:00。日差しが強くなる前に登りたい人や、午後に予定を入れたい人向き
  • 午後の枠:最終の予約枠は16:00で、入場は16:30まで。18:00には閉門して全員退出するので、遅い枠ほど山頂で過ごせる時間は短くなる

公式FAQでは、登山にかかる時間は一般的に60〜90分とされています。ただ、体力や休憩の取り方でかなり変わります。特に子連れや登山に慣れていない人は、遅い枠ぎりぎりではなく、時間に余裕のある枠を選ぶのがおすすめです。

子連れでも登れる?

以前、うちの子どもが9歳と6歳のときに登りましたが、2人とも思ったより余裕で登れました。小学生くらいなら、休憩を入れながら自分のペースで登れば十分楽しめると思います。

とはいえ、子どもの体力や当日の暑さによって感じ方は変わります。水分をしっかり持って、途中で無理に急がせないことが大事です。3歳以下は入場無料ですが、小さな子を抱っこして登る場合は、大人の体力と時間にかなり余裕を見ておきましょう。

予約の変更・キャンセル

やりたいこと 公式ルール
日時の変更利用日の前日の深夜0時(ハワイ時間)まで、空きがあれば変更できる
人数を増やす予約開始時刻の前なら、空きがあれば入場チケットを追加購入できる
キャンセル・返金入場日の3日前までなら返金可能(キャンセル手数料がかかる場合あり)
天気が悪いとき天候などを理由にした返金はなし。ただし危険な状態や緊急事態で公園が公式に閉鎖された場合は例外

変更の締切はハワイ時間が基準です。日本から手続きする場合は時差があるので、締切ぎりぎりではなく余裕をもって手続きしておきましょう。

ツアーで行く場合

ツアー会社や送迎業者は、個人旅行者向けとは別の予約システムを使うことになっています。ツアーに申し込む場合は、入場の手配をどうするかはツアー会社の案内に従うことになります。

ツアー料金に入場料が含まれているかどうかはツアーごとに違うので、申し込む前に料金の内訳を必ず確認してください。車がない人や、朝早い時間の移動が不安な人には、送迎付きのツアーを比べてみるのもひとつの方法です。

KKdayでオアフ島のツアーを探す

ネットの古い料金情報に注意

ネット上には、今の公式料金(入場$5・駐車$10)と違う金額が書かれた記事も残っています。料金は、ハワイ州の公式ページか公式予約サイトの表示を基準にしてください。

持ち物チェックリスト

  • 予約内容がわかるもの(スマホで表示できるように)
  • 水(子どもの分も多めに)
  • 帽子・サングラス・日焼け止め
  • 歩きやすいスニーカー(サンダルは避ける)
  • 汗拭きタオル

持っていくと便利なもの(楽天市場)

オアフ島のほかのハイキングコースも気になる人は、初心者でも楽しめるオアフ島のハイキングコースをどうぞ。

よくある質問

Q. 予約なしで行ったら入れますか?
A. ハワイ州外からの旅行者は、予約なしでは入れません。入場も駐車も事前にオンラインで購入が必要です。

Q. 何日前から予約できますか?
A. 公式情報では最大30日前から予約できます。

Q. 現金で払えますか?
A. 支払いはクレジットカードのみで、オンラインでの事前購入になります。

Q. 雨で登れなかったら返金されますか?
A. 天候を理由にした返金はありません。公園が公式に閉鎖された場合は例外です。

Q. 休みの日はありますか?
A. クリスマスと元日は休園です。それ以外は毎日6:00〜18:00に開いています。

まとめ

ダイヤモンドヘッドは、旅行者は予約必須です。入場料は1人$5(3歳以下無料)、車で行くなら駐車$10がかかり、予約は最大30日前から公式予約サイトでできます。最終枠は16:00、入場は16:30までで、18:00には閉門します。変更は前日の深夜0時(ハワイ時間)まで、返金は3日前までが目安です。

うちの子どもは9歳と6歳のときに余裕で登れました。時間に余裕のある枠を選んで、水と日差し対策をしっかり準備して出かけてください。山頂からの景色はこちらの記事でも紹介しています。登山のあとは、ダイヤモンドヘッドグリルのスコーンで一息つくのもおすすめです。ほかの予約制スポットはハナウマベイのオンライン予約ガイドでまとめています。

旅行の予約情報を確認しているスマートフォンとハワイ諸島の地図、朝の柔らかい光が差し込む部屋
カウアイ島への旅行を控えているなら、まず公式の呼びかけと最新の復旧状況を確認したい(イメージ画像)

「カウアイ島のホテルを予約しているけど、このまま行っていいのか分からない」——2026年9月11日時点で、そう感じている人は少なくないと思います。ハリケーン・ローウェルの通過から3日たち、状況は刻一刻と変わっています。我が家も次の旅程でカウアイ立ち寄りを検討していたので、他人事ではありません。

9月10日、ハワイ州観光局(HTA)が公式に「カウアイ島への旅行は延期するか、他の島への振替を検討してほしい」と呼びかけました。これは9月9日時点の「様子を見て確認を」という段階から一歩踏み込んだ、公式機関からの明確なメッセージです。この記事では、なぜそう呼びかけられているのか、電力復旧はどこまで進んでいるのか、そして自分の予約をどうすべきかを整理します。

結論:9月11日時点のまとめ
  • ハワイ州観光局(HTA)が9月10日、カウアイ島への旅行は延期・他島への振替を検討してほしいと正式にコメント。「ハワイ旅行そのものを取りやめるのではなく、行き先を調整してほしい」という内容
  • グリーン州知事は被害額が4億ドル(約600億円)を超えるとの見通しを示し、大規模災害宣言をホワイトハウス・FEMAへ迅速に申請中
  • カウアイ島の電力は9月11日午前時点で約56%が復旧。北岸のハナレイ・コケエなど一部地域は「数週間」かかる見込みだが、1992年のイニキ台風のような1か月超にはならない見通し
  • オアフ島(ワイキキ)・マウイ島・ハワイ島は通常どおり旅行できる。影響が続いているのはカウアイ島とニイハウ島周辺のみ
  • カウアイ島に近い予約がある人は、キャンセルではなくまず宿泊先・航空会社へ延期や振替の相談を

ハワイ州観光局(HTA)が呼びかけた「延期・振替」とは

9月10日、ハワイ州観光局(Hawai'i Tourism Authority)のキャロライン・アンダーソン暫定会長兼CEOが、カウアイ島に近く旅行予定がある人へ向けて次のように呼びかけました。

「私たちが望んでいるのは、旅行者がハワイ旅行そのものを取りやめるのではなく、旅程を調整してくれることです。旅程を調整すれば、カウアイ島が復旧している間も、ハワイ滞在自体は続けながら、州全体の観光経済を支えることができます」

ポイントは「ハワイ旅行を諦めてほしい」ではなく「行き先・時期を調整してほしい」という点です。実際、地元の元観光業幹部や長年のカウアイ在住者からも「今カウアイ島に行っても、期待しているような姿は見られない」という声が上がっており、HTAの呼びかけはこうした現地の実感とも一致しています。

なぜ今カウアイ島へ行くべきではないのか

理由はシンプルで、島全体が「観光客を迎える余力」より「住民の生活を立て直す」ことを優先している段階だからです。

  • 食料・電力・ガソリンの不足:停電の影響で冷蔵・冷凍設備が止まった店舗が多く、食料品や燃料の供給が住民優先になっています。観光客が普段どおりの買い物・給油をしようとしても、店側が対応しきれない場面が出ています。
  • 宿泊施設は被災者の受け入れを優先:ホテルやバケーションレンタルの一部は、自宅を失った住民や停電が長引くエリアの住民の受け入れ場所になっています。観光客向けの通常サービス(清掃頻度・レストラン営業時間など)が制限されている施設もあります。
  • インフラ復旧の作業車両が優先:道路には電力会社・州の復旧車両が多数出動しており、観光客のレンタカー移動が復旧作業の妨げになる場面も指摘されています。

つまり「危険だから行くな」というより、「今行っても観光客自身も困るし、島の復旧の妨げにもなりやすい」という現実的な理由です。

被害総額600億円超と大規模災害宣言の申請状況

グリーン州知事は9月9日、ハリケーン・ローウェルによるカウアイ島の被害額について「初期の見積もりで4億ドル(約600億円)を超える」との見通しを示しました。これは8月のハリケーン・ララによる被害を上回る規模です。

項目 状況(9月11日時点)
被害額の見積もり 4億ドル(約600億円)超。過去のハリケーン・ララの被害を上回る
大規模災害宣言 9月9日、グリーン州知事がホワイトハウス・FEMAへ迅速な承認を要請。承認されれば公共インフラの復旧費用の多くが連邦補助の対象になる
人的被害 オアフ島でテント生活をしていた男性1人が倒木により死亡。カウアイ島での死亡報告はなし(9月11日時点)

災害宣言が承認されれば、道路・港・電力インフラの復旧が加速する可能性があります。ただし承認や実際の支援開始までには一定の時間がかかるため、「宣言が出た=すぐ元通り」ではない点は理解しておきたいところです。

電力復旧はどこまで進んだ?(9月11日時点)

カウアイ島電力協同組合(KIUC)によると、通過直後は会員約36,000戸のうち9割前後が停電していましたが、その後の復旧作業で状況は日ごとに改善しています。

日付 電力復旧状況
9月8日(通過直後) 約9割が停電
9月9日午前 約25%が復旧。カウアイ内3病院のうち2院で復旧
9月10日午前 約56%が復旧。3病院すべてで電力復旧。送電線の約63%が修復済み
9月11日午前 56%前後で推移。カパア・ハナマウル・リフエ・プヒ・コロア・ポイプ・ワイメアなどで復旧が進む

KIUCのビッセルCEOによると、北岸(ハナレイ)やワイニハ、コケエなど末端エリアは復旧まで「数週間」かかる見込みです。ただし1992年のイニキ台風のときのような1か月超の停電にはならない、との見通しも示しています。ハワイ電力(HECO)の応援チームや復旧用の資材が船で島へ運び込まれており、復旧のペース自体は加速しています。

オアフ・マウイ・ハワイ島は普通に旅行できる

ここまで読むと「ハワイ旅行全体が危ないのでは」と不安になるかもしれませんが、そうではありません。影響が集中しているのはカウアイ島(とニイハウ島)だけです。

  • オアフ島(ワイキキ):通過直後に一時停電がありましたが、9月9日には学校・行政も通常再開済み。日本からの直行便が発着するホノルル空港も通常運用が続いています。
  • マウイ島・ハワイ島:高波・道路上の飛散物などの影響はあったものの、大きな被害の報告はなく、通常どおり旅行できる状態です。

ハワイ州観光局も「ハワイ全体が閉ざされているわけではなく、通常営業を続けている」というスタンスを繰り返し発信しています。カウアイ島以外を目的地にした旅行なら、予定どおり進めて問題ない状況です。

カウアイ島の予約、キャンセルすべき?延期すべき?

カウアイ島に近い予約(おおむね9月中〜10月頭)がある場合の考え方を整理します。

出発予定時期 考え方の目安
1〜2週間以内 HTAの呼びかけどおり、延期または他島(オアフ・マウイ・ハワイ島)への振替を検討。宿泊先が受け入れ可能かを必ず個別に確認する
1か月前後先 出発の1〜2週間前まで様子を見てOK。復旧の進み方次第で状況が大きく変わるため、早すぎる判断は不要
2か月以上先 現時点でキャンセル・変更を急ぐ必要はなし。出発が近づいたタイミングで改めて最新情報を確認する

大事なのは「即キャンセル」ではなく、宿泊先・航空会社・現地ツアー会社に直接連絡して、受け入れ可否と延期・振替の選択肢を確認することです。多くの事業者が今回の件で柔軟な対応を用意しています。

航空会社・宿泊施設の予約変更対応

リフエ空港(カウアイ島)発着便を中心に、各航空会社が手数料なしの予約変更・払い戻しに応じる特別対応(トラベルウェイバー)を継続しています。対象となる購入日・振替期限は航空会社ごとに異なり、時間の経過とともに条件が変わることもあるため、必ず自分が予約した航空会社の公式サイトの「トラベルアラート」ページで最新条件を確認してください。

宿泊施設についても、カウアイ島の一部ホテル・バケーションレンタルは被災した住民の受け入れを優先しているため、通常の観光客向け予約を一時的に制限しているケースがあります。予約サイト経由で取った場合は、宿泊先とサイト運営会社の両方に状況を確認するのが確実です。

💡 旅行がキャンセル・中断になった場合の費用は、クレジットカード付帯の保険だけではカバーされないことが多いです。「旅行キャンセル費用」の補償が付いた海外旅行保険に入っているかどうかを、出発前にもう一度確認しておくと安心です。

いつになったら「普通に旅行していい」と言えるのか

明確な「解禁日」が発表されているわけではありませんが、次のような公式発表が出れば、状況が大きく前進したサインになります。

  • KIUCから「全域でおおむね電力復旧」のアナウンスが出る
  • カウアイ郡から学校・行政機関の通常再開(すでに一部は再開済みですが全域での再開が目安)が発表される
  • ハワイ州観光局が「カウアイ島も通常どおり受け入れ可能」と呼びかけを更新する
  • 主要ホテル・レンタカー会社が通常営業への復帰を案内する

この記事は今後の状況に応じて更新していく予定です。カウアイ島への旅行を検討している場合は、出発直前まで公式情報を確認し続けることをおすすめします。

よくある質問

Q. オアフ島(ワイキキ)だけの旅行なら、今すぐ行っても大丈夫ですか?

A. はい。オアフ島は9月9日から学校・行政も通常再開しており、ホノルル空港も通常運用が続いています。ワイキキ中心の旅程であれば、通常どおり進めて問題ない状況です。

Q. カウアイ島発着の航空券をすでに買っています。キャンセル料はかかりますか?

A. リフエ空港発着便を中心に、多くの航空会社が手数料なしの予約変更・払い戻しに応じる特別対応を行っています。対象条件は航空会社ごとに異なるため、公式サイトのトラベルアラートで確認してください。

Q. 「延期・振替」の呼びかけは、いつまで続きますか?

A. 明確な終了時期は示されていません。電力復旧やインフラの回復状況を見ながら、ハワイ州観光局が随時呼びかけを更新するとみられます。出発が近づいたら改めて最新情報を確認してください。

Q. カウアイ島以外の島(マウイ・ハワイ島)に振り替えることはできますか?

A. 多くの航空会社・旅行会社が振替に応じています。ハワイ州観光局も「ハワイ旅行自体を取りやめるのではなく、他の島への振替」を推奨しているため、旅行会社や予約サイトに相談してみる価値があります。

関連記事

情報源:ハワイ州知事オフィス発表(2026年9月9日)/Hawaii News Now/Maui Now/Kauai Now/Honolulu Star-Advertiser/Hawai'i Public Radio/Go Visit Hawaii/カウアイ島電力協同組合(KIUC)発表。状況は変化するため、渡航直前に航空会社・宿泊先・ハワイ州観光局の公式情報を必ずご確認ください。

嵐が通り過ぎた翌朝のハワイの海岸。雲の切れ間から日が差し、ヤシの葉が少し落ちている
ハリケーン・ローウェルはカウアイ島の西を通過しました。オアフ島は9月9日時点でほぼ平常に戻っています(イメージ画像)

「予約したハワイ旅行、直前にハリケーンのニュースが出てきて不安」——2026年9月、そんな人が多いと思います。ハリケーン・ローウェルは9月7〜8日にハワイ諸島へ最接近し、カウアイ島とニイハウ島のすぐ西の海上を通過しました。8月のハリケーン・ララから1か月もたたないうちの2度目で、我が家も家族の旅程を抱えているので、ニュースが出るたびに気が気じゃありませんでした。

この記事は、通過が終わった2026年9月9日時点で分かっていることを整理したものです。結論を先に言うと、被害が大きかったのはカウアイ島で、日本人旅行者の多くが滞在するオアフ島(ワイキキ)はほぼ平常に戻っています。ただし「今から行く島」と「時期」によって、確認すべきことが変わります。

結論:9月9日時点のまとめ
  • ローウェルは最接近時カテゴリー2。中心はニイハウ島の西およそ30マイルを通過し、1992年のイニキ以来、主要4島に最も近づいたハリケーンになった
  • カウアイ島は電力会社の約9割が停電、記録的な大雨と道路被害。復旧は「数日〜地域によってはそれ以上」との見通し
  • オアフ島(ワイキキ・アラモアナ)は突風で一時最大2〜3万戸が停電したものの、9日夕方までにほぼ復旧。学校・行政も9日から通常再開
  • リフエ空港(カウアイ島)は9月7日午後に閉鎖、9月8日午前に再開。ホノルル空港は運用継続
  • これからオアフ島へ行く人はおおむね予定通りでOK。カウアイ島へ行く予定の人は、宿泊先が通常営業しているかと現地の状況を先に確認しておきたい

ローウェルは結局どうだった?(通過後にわかったこと)

ハリケーン・ローウェルは8月27日に発生し、9月2日には中心気圧が920ヘクトパスカル台まで下がるカテゴリー5まで発達しました。中央太平洋でカテゴリー5に達したのは2018年のワラカ以来です。その後は勢力を落としながら北へ進路を変え、ハワイ諸島に最接近した9月8日(現地時間)の時点ではカテゴリー2(最大風速およそ時速110マイル=約180km)まで弱まっていました。

中心はカウアイ島の西隣にあるニイハウ島の西およそ30マイルを通過。直撃はまぬがれましたが、暴風域と大雨の右側がカウアイ島にかかりました。米メディアは「1992年のハリケーン・イニキ(カテゴリー4)以来、ハワイの主要4島に最も接近したハリケーン」と伝えています。ハワイ州では9月8日に州として初めての竜巻注意情報も出ました。

ハワイ州知事は9月3日の時点で緊急事態を宣言(有効期間は11月1日まで)。州兵約129人と高床式車両6台が動員され、州全体の被害額は1億ドル(約150億円)を超えると報じられています。人的被害は、オアフ島でテント生活をしていた男性1人が倒木で亡くなったことが確認されています。

島ごとの被害と、今の状況

2026年9月9日時点で報じられている、島ごとの被害と旅行者への影響の目安です。状況は日々変わるので、渡航直前に各島の郡(County)や航空会社の発表を確認してください。

島 主な被害 旅行者への影響(9/9時点)
カウアイ島 島の約9割が停電、ハナレイ付近で約17.5インチ(445mm)の大雨、幹線道路の複数個所で路肩崩壊・土砂・倒木。ポイプ周辺で住宅損壊、ポートアレン港が損傷 影響大。停電・断水・道路閉鎖が継続。郡の公園・キャンプ場・州立公園は当面閉鎖。学校・行政は9/11(金)まで休み
ニイハウ島 最接近ルートに位置。一般旅行者は立ち入れない私有島 旅行の対象外
オアフ島(ワイキキ) トロピカルストーム級の突風で一時2〜3万戸が停電、倒木、南岸の高波。ワイキキ中心部の大きな被害は報じられていない ほぼ平常。停電は9/9夕方までにおおむね復旧。学校・行政・大学は9/9から通常再開
ハワイ島 大雨と高波。西側(コナ側)で高波の影響 おおむね平常。山間部の道路やトレイルは念のため事前確認
マウイ島 高波、道路上の飛散物、一部の公園・施設が一時閉鎖 おおむね平常。海沿いの道路情報を確認

ざっくり言うと、カウアイ島だけが「復旧モード」、ほかの島は「ほぼ通常」という状態です。8月のハリケーン・ララのときは被害の中心がハワイ島でしたが、今回はカウアイ島に入れ替わった、という理解でいいと思います。

カウアイ島の停電・断水・道路

一番影響が大きいカウアイ島の状況を、もう少し具体的に整理します。

  • 停電:島の電力を担うカウアイ島電力協同組合(KIUC)の会員のうち、9月8日時点で約33,000戸(全体の約9割)が停電。送電・配電網の被害が広範囲で、当局は「復旧には数日、地域によってはそれ以上かかる可能性がある」と説明しています。約1,500マイル分の電線を1本ずつ点検している段階です。
  • 断水・節水:停電でポンプが止まり、島全域で水道に影響。カウアイ郡水道局は島全体の節水要請を出しています。宿泊予定の人は、水の出が悪い・断水の可能性を想定しておくと安心です。
  • 道路:ハナレイ橋付近のクヒオ・ハイウェイ、ケカハ周辺のカウムアリイ・ハイウェイなどで路肩崩壊や土砂・飛散物による通行止め・片側通行が発生。ノースショア方面やワイメア方面へは、移動前に郡の道路情報を確認してください。
  • 海の水質:ハワイ州保健局が島全域にブラウンウォーター(茶色い濁り水)勧告を発表。大雨で下水や化学物質が海へ流れ込んでいる可能性があるため、当面カウアイ島での遊泳・マリンアクティビティは見合わせが呼びかけられています。
💡 カウアイ島は停電が残る地域でカード決済が使えないことがあります。到着後しばらくは現金を少し多めに持っておくと、食事や買い物で困りにくいです。

リフエ空港とフライトはどうなった?

空港 9月9日時点の状況
リフエ空港(LIH/カウアイ島) 9月7日午後に閉鎖。滑走路とターミナルの点検を経て9月8日午前に再開。ハワイアン航空・アラスカ航空が一時運休した便を順次再開中。遅延・欠航が残る可能性あり
ホノルル空港(HNL/オアフ島) 運用は継続。日本からの直行便が発着する空港で、通常どおり。ただし乗り継ぎの離島便は上流の影響で遅れることがある
ヒロ空港(ITO/ハワイ島) 接近前に一部の便が運休。現在は運航再開

日本からの直行便(JAL・ANA・ハワイアン航空・ZIPAIRなど)はすべてホノルル空港発着です。ホノルル空港は閉鎖されておらず、日本〜ホノルルの直行便そのものへの直接的な影響は今のところ限定的です。影響が大きいのはホノルルで乗り継いでカウアイ島(リフエ)へ向かう離島区間です。

フライトの状況は、出発前日と当日の朝に航空会社の公式アプリ・サイトで自分の便を直接確認してください。「空港が開いている=自分の便が予定通り」ではありません。

ワイキキ・オアフはいつも通り過ごせる?

2026年9月9日時点では、オアフ島・ワイキキはおおむね通常に戻っています。

  • オアフ島の停電は一時2〜3万戸規模でしたが、9日夕方までにおおむね復旧の見込み。
  • 州・郡の行政、公立学校、ハワイ大学は9月9日から通常再開。観光の中心部が動いていることの目安になります。
  • オアフ島に出ていた熱帯低気圧の警報は解除済み。
  • ワイキキ中心部の大きな建物被害・商業施設の長期休業は報じられていません。

ただし、南向き・西向きの海岸では大きなうねりと危険な離岸流がしばらく続きます。ワイキキビーチやアラモアナ・ビーチパークでも、数日は「腰から胸くらいまでで、波が高いと感じたら上がる」くらいの慎重さがちょうどいいです。ライフガードの旗と指示に必ず従ってください。

これからハワイへ行く人が確認する5つのこと

数日後〜数週間後にハワイ(特にオアフ島)へ行く予定の人向けのチェックリストです。

確認すること どこで・どうやって
① 自分のフライトの運航状況 航空会社の公式アプリ/予約確認ページ。出発の前日と当日の朝に見る
② 離島へ行くなら、その島の郡の発表 カウアイ郡・マウイ郡・ハワイ郡の公式サイト/SNS。道路・公園・断水の情報
③ 予約済みのツアー・アクティビティの催行可否 予約した主催会社へ直接連絡。海系は高波・水質勧告で中止のことがある
④ 宿泊先が通常営業しているか ホテル・バケーションレンタルへメールか電話。特にカウアイ島は必須
⑤ ビーチ・遊泳の可否 高波警報・ブラウンウォーター勧告の有無。現地のライフガードの旗

オアフ島だけで完結する旅程なら、②〜④の心配はほぼ不要です。ハワイ観光局は「今後数週間に予約がある旅行者は、航空会社と宿泊先を確認しつつ、基本的には予定どおりの渡航を」と案内しています。

カウアイ島へ行く予定の人へ

直近(9月中)にカウアイ島の予約がある場合は、少し慎重に動いたほうがいいです。

  • まず宿泊先に「通常どおり受け入れ可能か」を直接確認する。停電・断水で一部の宿は受け入れを停止しています。海沿いの一部リゾートは高潮で浸水した施設もあります。
  • ハワイ観光局は「状況が落ち着くまで、他の島へ振り替えることも検討してほしい」と案内しています。オアフ島やマウイ島への変更ができないか、旅行会社・予約サイトに相談する価値があります。
  • ノースショア(ハナレイ、ハエナ州立公園、カララウ・トレイル方面)は道路被害と閉鎖が続いています。この方面が旅の主目的なら、日程をずらせないか検討を。
  • レンタカーで動く予定なら、郡の道路通行情報を毎朝確認。復旧作業車が多く、通行止めが日替わりで変わります。

予約の変更・キャンセルと海外旅行保険

ハリケーンのように「起きるかどうか」が直前まで読めない事象では、変更・キャンセルのルールを早めに把握しておくと落ち着いて動けます。

航空会社の特別対応(トラベルウェイバー)

今回、リフエ発着を中心に、航空会社が手数料なしの予約変更・払い戻しに応じる特別対応を出しました。一般的に、こうしたウェイバーには「いつまでに買ったチケットが対象か」「いつまでに振り替えれば追加料金なしか」という期限があります(今回のケースでは購入期限が9月上旬、振替期限が9月11日前後で案内されています)。対象かどうかは、必ず自分が予約した航空会社の「トラベルアラート」ページで確認してください。日付が過ぎると通常の変更手数料に戻ります。

海外旅行保険・クレジットカード付帯

旅行がキャンセル・中断になったときの費用(航空券のキャンセル料、宿泊費など)は、「旅行キャンセル費用」「旅行変更費用」の補償が付いた保険でないとカバーされないことが多いです。クレジットカード付帯の保険は治療・救援が中心で、天候によるキャンセル料までは対象外というケースが一般的です。すでに出発が迫っている場合、後から加入できる保険は限られます。次回以降の旅行に向けて、契約中のカード付帯保険の中身と、キャンセル費用補償の要否を一度確認しておくのがおすすめです。

保険金請求では、欠航証明・気象警報の記録・宿泊キャンセルのメールなどの証拠を残しておくことが重要です。スクリーンショットで日付が分かる形で保存しておきましょう。

高波とビーチの安全

ハリケーン本体が去っても、うねりは数日遅れて届き、しばらく残ります。今回もハワイ全島の南向き海岸に高波警報が出され、20〜30フィート(6〜9m)級の波が観測されました。

  • 波が高い日は、遊泳できても離岸流(リップカレント)が強くなります。膝〜腰より深いところに入らない、子どもから目を離さない、が基本です。
  • 岩場・防波堤・撮影スポットでの「波打ち際に近づいての記念撮影」は、この時期は特に危険です。背後から大きな波が来て足をすくわれる事故が毎年起きています。
  • カウアイ島は当面ブラウンウォーター勧告が出ています。濁った水は感染症のリスクがあるため、勧告中は海に入らないでください。
  • 迷ったらライフガードのいるビーチで、旗の色と指示に従う。赤旗二重は遊泳禁止です。

よくある質問

Q. 来週オアフ島へ行きます。旅行はキャンセルすべき?

2026年9月9日時点では、その必要はまず無い見込みです。オアフ島は停電も復旧し、行政・学校も通常再開しています。フライトと宿泊先の状況を出発前に確認すれば、通常どおり楽しめる状況です。

Q. カウアイ島の予約があります。行けますか?

9月中の直近日程なら、まず宿泊先に受け入れ可否を確認してください。停電・断水・道路閉鎖が続いており、ハワイ観光局は状況が落ち着くまで他島への振り替えも検討するよう案内しています。日程に余裕があれば、後ろにずらすのも選択肢です。

Q. ホノルル空港は動いていますか?

はい。ホノルル空港は閉鎖されておらず、日本からの直行便も通常どおりです。閉鎖されたのはカウアイ島のリフエ空港で、こちらも9月8日午前に再開しています。

Q. 予約変更に手数料はかかりますか?

航空会社が出した特別対応(トラベルウェイバー)の対象なら、期限内の変更は手数料なしになる場合があります。対象チケットの購入日と振替期限が決まっているので、予約した航空会社のトラベルアラートページで必ず確認してください。

Q. ハワイのハリケーンシーズンはいつですか?

中央太平洋のハリケーンシーズンは6月1日〜11月30日で、統計的なピークは8月下旬〜9月中旬です。2026年はこの時期にララ・モケ・ローウェルと続きました。9〜10月に旅行する人は、渡航2週間前くらいから中央太平洋ハリケーンセンター(CPHC)の情報を時々チェックしておくと安心です。

関連記事

※この記事は2026年9月9日時点で公表されている情報をもとにまとめています。停電の復旧状況、道路・公園の開閉、フライトの運航は日々変わります。渡航前に航空会社・宿泊先・各郡の公式発表で最新情報をご確認ください。

嵐が近づく前のハワイの海岸。暗い雲が水平線に広がり、大きな波が打ち寄せている
カテゴリー4のハリケーン・ローウェルがハワイ諸島へ接近中です(イメージ画像)

2026年9月4日、太平洋上でカテゴリー4のハリケーン・ローウェルが発達し、ハワイ諸島への接近が現実味を帯びてきました。8月にハリケーン・ララとトロピカルストーム・モケの被害を受けたばかりのハワイ州は、今回は「近づいてから準備する」のではなく、早めに緊急宣言を出して備え始めています。ちょうど来週ハワイに滞在中、またはこれから渡航する予定の人にとっては、進路と時期、そして自分は何をすればいいのかが一番気になるところだと思います。この記事では2026年9月5日時点で分かっている情報を整理します。

結論:今すぐ確認したいこと
  • ローウェルは9月7日(月)〜8日(火)にかけて島に最も近づく見通し。今週末(9月5〜6日)に進路を北寄りへ変える予報
  • 現時点の予報中心線はカウアイ島の西側の海上を通過。ただし進路のズレ幅は依然大きく、確定ではない
  • 影響が出やすいのはカウアイ島の大雨・強風・高波。オアフ島(ワイキキ)は高波・突風が中心で、直撃の可能性は今のところ低い
  • 9月5日夜(現地時間)まで高波警報が出ており、月曜には南〜南西のうねりがさらに強まる見込み
  • ハワイ州は緊急宣言を発令済み。滞在中の人は宿泊先の指示に従い、無理に移動しないのが基本

何が起きている? ハリケーン・ローウェルの現状

米中央太平洋ハリケーンセンター(CPHC)や米国立気象局(NWS)の発表によると、ハリケーン・ローウェルは9月4日午後5時(現地時間)の時点でカテゴリー4、最大瞬間風速は時速130マイル(約時速210km)に達し、リフエ(カウアイ島)の南およそ590マイルの海上を、西へ時速9マイルというゆっくりした速度で進んでいました。9月1〜2日頃には最大時速155マイルまで発達し、その後は勢力を保ったまま西進を続けています。

ハワイ州知事のジョシュ・グリーン氏は「我々の州はまだララからの復旧の途中にある。今回は嵐が近づいてから準備を始めるようなことはしない」とコメントし、9月4日の時点で緊急宣言を発令しました(有効期間は11月1日まで)。一方でカウアイ郡のデレク・カワカミ市長は「ハワイへの直接的な影響がどうなるかを言うにはまだ早い」と述べており、進路にはまだ不確実性が残っている段階です。

いつ、どこに最も影響が出る?(進路予想)

予報の焦点は「いつ、どちらへ曲がるか」です。現時点(9月5日朝時点の発表ベース)で示されている見通しは次の通りです。

時期 予想される動き
9月5日(土)夕方〜夜 進路を北〜北北東へ変え始める見込み
9月6日(日) 速度を落としながら北上。ハワイ諸島の西側の海域へ近づく
9月7日(月)〜8日(火) 最も接近するタイミング。中心はカウアイ島の西(ニイハウ島付近)を通過する予報。勢力はカテゴリー3(最大時速120マイル前後)まで弱まる見込み

ここで重要なのが「予報円の幅」です。気象当局は「5日先の進路予報は平均で150海里(約280km)程度ずれることがある」と説明しており、現時点の予報円にはニイハウ島までしか入っていません。つまり、もう少し東寄りに進路が変われば、カウアイ島本島によりはっきりした影響が出る可能性も残っています。逆に予報通り西を通れば、影響は高波と風が中心にとどまる見込みです。旅行の予定がある人は、この先2〜3日の続報で予報円がどちらに動くかを必ず確認してください。

島ごとの影響予想

2026年9月5日時点の予報をもとに、島ごとの影響の目安をまとめました。数値は今後の進路次第で変わります。

島 想定される影響 警戒レベル
カウアイ島 大雨(3〜6インチ、局地的に10インチ超)、鉄砲水・土砂崩れ、強風、高波・高潮のリスク大 高
ニイハウ島 現在の予報円に含まれ、最も影響が大きくなる可能性 高
オアフ島(ワイキキ含む) 南〜南西の高波(月曜は月例大潮と重なり波がさらに高くなる見込み)、突風(時速20〜30マイル、瞬間50マイル程度) 中
ハワイ島 大雨・高波。西側(コナ側)は高波の影響を受けやすい 中
マウイ島 高波中心。進路次第で風・雨の影響が加わる可能性 中〜低

日本人旅行者の多くが滞在するオアフ島・ワイキキについては、9月5日時点の予報では直撃の可能性は高くありません。ただし、海に近づくと危険なレベルの高波・離岸流(リップカレント)が数日間続く見込みのため、ビーチでの遊泳は天候にかかわらず控えめにしておくのが安全です。

州・当局の対応

ハワイ州はすでに次のような対応を取っています。

  • ジョシュ・グリーン知事が緊急宣言を発令(有効期間:2026年11月1日まで)
  • カウアイ島へ高機動車両(洪水時に使う高床車両)を6台配備
  • ハワイ州兵(National Guard)を招集
  • 電力会社が復旧作業員10名を追加動員
  • 9月6日(日)開催予定のカウアイマラソン(参加者約2,400人)は開催可否を検討中

州がここまで早く動いているのは、8月のハリケーン・ララで大きな被害を受けたばかりで「今回は後手に回らない」という判断があるためです。旅行者から見ても、これは進路がまだ不確実な段階からしっかり備えている証拠であり、過度に不安になる必要はありませんが、現地の指示には従うようにしましょう。

滞在中・渡航予定の人がすべきこと(チェックリスト)

すでにハワイに滞在中の人
  • 避難所を自分の判断で探すのではなく、ホテル・コンドミニアムの指示に従って館内で待機するのが基本
  • 不要不急の外出・遠出(特にカウアイ島方面へのツアーや移動)は控える
  • ビーチや崖の近くには近寄らない。高波・離岸流は進路がそれても発生する
  • 断水・停電に備え、飲料水とスマホの充電を確保しておく
  • フライトが確定している場合は、出発前に必ず航空会社へ直接ステータスを確認する
これから渡航予定の人
  • 出発の2〜3日前まで進路予報が変わる可能性があるので、直前まで公式情報をチェック
  • カウアイ島への旅程がある場合は特に、渡航直前の続報を必ず確認する
  • ホテルの予約変更・キャンセルポリシーを事前に確認しておく(悪天候時の無料変更に対応する施設もある)
  • 海外旅行保険・クレジットカード付帯保険の「航空機遅延・欠航」「渡航中止」の補償条件を確認しておく

フライトへの影響と確認方法

2026年9月5日時点では、日本発着便を含めて具体的な欠航・大幅遅延の発表は出ていません。ただし、ハリケーンが最接近する9月7〜8日にかけては、高波・強風により空港の運用や便の遅延が発生する可能性があります。過去のハリケーン・ララの際も、直撃を免れたオアフ島でも一部の便に遅延が出た実績があります。

  • 航空会社の公式アプリで自分の便のステータス通知をオンにしておく
  • 特にカウアイ島(リフエ空港)発着便や、ハワイ島・マウイ島との離島間移動を予定している場合は、代替日程も考えておく
  • ハワイアン航空・アラスカ航空など主要航空会社は、大きな嵐が接近した際に変更手数料を無料にする特例対応を過去に取っています。自分の便が対象になるかは航空会社の公式サイトで確認を

海外旅行保険・予約変更の考え方

台風・ハリケーンによる旅行への影響は、保険の種類や加入タイミングによって補償されるかどうかが変わります。

  • 出発前に加入した海外旅行保険:「渡航中止費用」特約があれば、悪天候による欠航でキャンセルした場合の費用が補償されることがあります。特約の有無と条件(何日前の解約か等)を確認しましょう
  • クレジットカード付帯の旅行保険:「航空機遅延費用」「渡航中止費用」を自動付帯しているカードもありますが、条件(利用付帯・自動付帯の違いなど)はカードごとに異なります
  • ホテル・ツアーのキャンセルポリシー:悪天候時は通常より柔軟な変更に応じる施設もあるため、直接問い合わせるのが確実です

「保険に入っているから安心」ではなく、自分のプランがどの補償に当てはまるのかを事前に確認しておくことが、いざという時に一番役立ちます。

注意点

  • この記事の内容は2026年9月5日時点の予報に基づいています。ハリケーンの進路は今後数日で変わる可能性が高く、最新情報は必ず中央太平洋ハリケーンセンター(CPHC)やハワイ州・各郡の公式発表、航空会社の公式サイトで確認してください
  • 予報円がまだ広いため、「カウアイ島の西を通る」という現時点の見立ては変わる可能性があります。楽観視も悲観視もせず、続報を追うようにしましょう
  • ハリケーンシーズンは11月頃まで続きます。今回のローウェルが過ぎても、この時期のハワイ旅行では最新の気象情報を出発直前まで確認する習慣を持っておくと安心です

よくある質問

Q. ワイキキに旅行予定だが、行っても大丈夫?
A. 2026年9月5日時点の予報では、ワイキキ(オアフ島)への直撃の可能性は高くありません。ただし高波・突風の影響は出る見込みなので、渡航直前まで進路予報を確認し、現地では海の状況に注意してください。

Q. カウアイ島に滞在中・渡航予定です。何をすればいい?
A. 最も警戒レベルが高いエリアです。滞在中の人はホテル等の指示に従い、不要な外出を控えてください。これから渡航する人は、出発直前まで公式の進路予報を確認し、必要に応じて旅程の変更も検討しましょう。

Q. 進路がまだ決まっていないのに、なぜ今から警戒するの?
A. ハワイ州は8月のハリケーン・ララで大きな被害を受けたばかりで、進路が確定してから動くのではなく、早めに緊急宣言や人員配備を行う方針を取っています。旅行者側も「まだ確定ではないが備えておく」姿勢で情報を追うのが安全です。

Q. フライトが欠航・大幅遅延になったらどうすればいい?
A. まずは航空会社の公式アプリ・サイトで振替便の案内を確認してください。海外旅行保険やクレジットカード付帯保険に「渡航中止費用」「航空機遅延費用」の補償が付いている場合は、対象になるか問い合わせましょう。

Q. 今後の最新情報はどこで確認できますか?
A. 中央太平洋ハリケーンセンター(CPHC)や米国立気象局(NWS)ホノルル予報事務所の公式発表が一次情報です。日本語では現地メディアの速報記事も参考になりますが、最終判断は必ず公式発表と航空会社の案内で行ってください。

関連記事

2026年9月8日更新: ローウェルはカテゴリー2(最大風速およそ時速110マイル)まで勢力を落とし、9月8日(月)夜に予報どおりカウアイ島・ニイハウ島のすぐ西の海上を通過する見通しです。カウアイ島では強風・大雨(局地的に14インチ超)と高潮への警戒が続き、リフエ空港ではハワイアン航空とアラスカ航空が9月8日午前11時以降の発着便を運休、ハワイ島ヒロ発着便も運休しました。オアフ島(ワイキキ)は直撃を免れる見通しですが、8日夜からトロピカルストーム級の突風と南・西向き海岸の非常に危険な高波が9日火曜まで続くため海には入らず、リフエ発着を中心に主要航空会社が9日火曜まで予約変更を無料で受け付けています。

このページのトップヘ